シーマンシップ

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山屋さんのロープワークに学ぶ

山屋(アルピニスト)さんはもやい結びを使わない。これを見ればその理由がわかる。 もちろん安定したテンションがかかっている状況では、もやい結びは最も信頼できる結び方なのだが、このように偏ったテンションがかかると、恐ろしくあっさりと解けてしまう...
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エイトロープの端止め

エイトロープの端末処理は意外に厄介。バックスプライスをするとロープが太くなって使い勝手が悪い。一方、セールメーカーズウィッピングは ダブルブレイドならば最強だと思うが、 エイトロープでは端がばらけてほつれてくる事がある。 何か良い方法はない...
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消防用のホースでロープの擦れ止め

Facebookで、お友達からロープの擦れ止め用には消防ホースが良いと教えてもらい、さらに有難いことに余ったロープを一本丸ごと頂いてしまった。確かに素材がしっかりしているし、これまで使っていたビニールホースに比べてかさばらず、しなやかで申し...
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フェンダーの結び方

先日寄港先でお隣に舫っておられた船のフェンダーが面白い結び方になっていた(写真左側)。 フェンダーの結び方は、クラブヒッチ(右上)か、最初に2周巻いてから結ぶローリングヒッチ(右下)が一般的だと思うが、実はいずれの結び方もフェンダーを取り付...
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意外に細い本線のホーサー

デッドウエイト(可載重量)が18万トンもあるケープサイズの貨物船のホーサーは、直径わずか2インチ(51ミリ)。7トンしかないうちのセールボートの係留策は14ミリ、断面積比(直径の2乗)で13倍しか違わない。船の重さは2万5千倍もあるわけだか...
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かっこいいロープの擦れ止め

思ったより簡単にできた。これは何かというと、ナイロンのウェビングテープを編み込んだロープの擦れ止め。たまたま内航貨物船のドックラインが、下の写真のようにこの方法で擦れ止めしてありました。かっこいいでしょ?シブーい老ボースンが乗っていそうな感...
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シーマンシップの新古典

大帆船時代から受け継がれているシーマンシップには、ひとつひとつに当然のこととして合理的な理屈がある。しかし、先ずは体で覚えなさい。理屈はあとでゆっくり考えてみれば良い。野本先生がご存命の頃、常々おっしゃっていたことだ。 ロープは左手に持って...
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ロープで足拭きマット

外は寒いし家に閉じこもっていると暇なので、ロープで足拭きマットを作ってみた。予定よりちょっと小さくなったのと、ややイビツになっちゃったが最初の作品としては上出来かな。 YouTube見てやれば誰でもできますよー。
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水位変化に対応できるアンカーブイ

中村技研工業さんのHPに水位変化に対応できるアンカーブイの工夫が載っていた。港の中でアンカーを打つ時に、ブイに繋ぐモニターラインの長さをどうするか?短すぎたらアンカーが抜けてしまうし、長すぎると漂って他船に迷惑をかけるかも知れない。正確に測...