ヨットのお引越し(前編)

この度6年間を過ごした呉から神戸に移り住むことになったので、あかね号も広島観音マリーナを出て、須磨ヨットハーバーにお引越しすることになりました。

出港前日は、家内と広島で一番のお気に入りの中華料理店「四季」で前夜祭。
老虎菜、ハルピン風酢豚、水煮魚。

マリーナの夜景も名残惜しい。

翌日は早朝に6年間お世話になった観音マリーナを出港して弓削まで。

途中、ヘンなもの発見。
よく見たら、本船のブリッジだけを他所で造って、運んでいるところでした。

しばらく見納めの音戸の瀬戸。
因みにデッキに転がっているのは、予備のブーム。今使っているブームファーラーは便利ではあるのだけれど、リーフした時にフットのテンションが不足してドラフトが深くなってしまう不満があり、元のブームを廃棄してしまう決断がつかないのですが、何せ長さが5mもあるので、船に乗せて運ぶしかなかったのです。

広島から弓削島へのアプローチは、来島海峡か船折瀬戸が一般的ですが、今回は潮が逆だったので、大三島を北から回り込んで、生口島との間、多々羅大橋下の海峡を通る事にしました。潮は最大でも1.5knotほどで、一方向にどんどん流れる感じではなく不安定。逆潮でどうしてもこのライン(来島海峡ー尾道水道ライン)を越えなければいけないときはお勧めかも知れません(良い子はできるだけ連れ潮で渡れるように航海計画を立てましょう)。

弓削海の駅に着いたら、お隣には広島の「遊民」さんが。全くの偶然の遭遇で、来られているとは知りませんでした。

後は、いつものように20分ほど歩いて丘の上にある日帰り入浴施設のフェスパさんへ。最後の急な上り坂を登って、汗びっしょりから風呂浴びするまでは気持ち良かったですが、この日差しの中を船に帰ったら再度汗びっしょりになり、「えーと、何しに行ったんだっけ?」って事になりそうだったので、夕食はそのままフェスパさんでいただいて、日没までゆっくりすることにしました。居酒屋メニューも充実していましたよ。わかめの唐揚げは初めて食べました。

お酒もしっかりいただいて、日が暮れて涼しくなった頃、船に戻り、帰ったら早々にバタンキューでした。

(後編に続く) 

コメント

  1. O川 より:

    流石にブームは、おいそれと送ったり出来ないし、移動も面倒ですなぁ。
    自分ならどうするだろう?と考えても、保管場所すら悩んでしまいます。
    よく考えたらウチのマストが560cm。
    他所様のブーム長とウチのマスト高が同じくらい…

タイトルとURLをコピーしました