2022GWクルージング(往路編)

宇和島へは一度行ってみたかったのと、有名なパールカップレースが3年ぶりの開催と聞いたので、GWは宇和島方面に決めた。
初日は上関まで。
9時前に観音マリーナを颯爽と出航したものの、どうもエンジンがおかしい。回転が2000回転ぐらいから上がらない。スロットルをいくら開いても、燃料が供給されていない感じ。
取り敢えず港外でアンカーを入れてエア抜きすると、しばらく回るもののまた回転が下がる。
燃料系に違いないと順次点検すると、おや?燃料漉し器から軽油漏れが。先週フィルターを交換したばかりなので組付けミスか?燃料コックを閉じて燃料漉し器を分解してみると。。。ありゃお恥ずかしい。フィルターとその下のカップの間に入れるゴムのガスケットを入れ忘れてますやん。
ここからエアを吸ってたんやね。
ガスケットを入れてちゃんと組み付けたら治りました。あー、焦った。ゲストの皆さんごめんなさい。これで1時間半のロス。

道中は結構な雨だけど追い潮1ノット。朝のロスを取り戻して上関室津に15時に到着。
逆にこういう日は浮桟橋も空いてるだろうとタカを括っていたが、残念、先客が3艇でいっぱい。まあそれでも隣の岸壁につけて、鳩子の湯でゆっくりお風呂。それから「おふくろ」さんで豪華な夕食。
漁師さんの食べ方で、お醤油に一味とうがらしをいれてお刺身をいただくやり方を教えてもらった。これはいける! ただ、お魚が余程新鮮でないとだめかも知れない。

夜になると、港の前に怪しげなネオンが。。。
おっ、フィリピンパブかな?なんて思いませんか?
これは、四階楼という歴史的建造物でした。しかしこのライティングは何とかならんものか。

2日目は、6時出港。上関から一気に宇和島へ。
天気予報では追い風ながら最大12-14m/sの予報なので、しっかり身を固めて、最初から2ポイントリーフ。機関併用で佐田岬の先端を目指す。瀬戸内でもこのぐらい吹くと結構な波になるのね。

佐田岬さえ超えればきっと楽になると思ったのだけど。。。何と風が回って宇和島までクローズドリーチ。

久々に波をざぶんざぶんかぶった末にやっと宇和海に。宇和島は平穏な素晴らしい泊地だった。
レースに出場する船が続々登場してラフティング。

賑やかに前夜祭をしているところもあったが、うちは回航のお疲れで早々とお休みモードでした。

(パールカップレース編に続く)

コメント

  1. no-one より:

    そう言えば、八丈島なんかはワサビが採れませんので、お刺身や蕎麦を現地で島唐辛子と呼ばれる青唐辛子を輪切りにしたものを醤油や蕎麦汁に入れますね(寿司は唐辛子)。
    池波翔太郎さんの本では、蕎麦はワサビじゃなくて七味唐辛子を蕎麦の上に振って食すと書いてありました。

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