ヨットのお引越し(後編)

弓削海の駅から須磨YHは、昼間だけ走っても2日あれば十分ですが、せっかくなので、途中、直島と犬島に寄り道をして、のんびり行く事にしました。
朝ご飯は前日に作っておいた「おにぎらず」。最近あまり話題になりませんが、簡単にできて、素早く食べられて手も汚れない、パーフェクトヨット飯です。具はスパムマヨと残り物のチリコンカンで、国籍不明。

直島では、今回は本村港に停泊、静かな良い桟橋なのですが、宇野行きの連絡船桟橋の空いた側の活用なので、通学や通勤で連絡船に乗るお客さん達とまともに目が合っちゃうんですよね。 「こいつら平日にふらふら遊びよって…」の視線がちょっと痛い。

直島は、アートの島なので素敵なカフェもあります。地元野菜たっぷりのランチプレート。

お風呂は、島の反対側の宮浦ですが、バス便が充実しているので問題なし。知る人ぞ知る、ゾウさんのいるアートな銭湯「アイ💗湯」さんで。

夕食は連絡船の最終便が終わるのを待ってデッキで頂きました。猛暑で船内に入れるのは夜10時を過ぎてから。

直島の次は犬島。旧製錬所の遺構を活用した犬島美術館があるのですが、直島からの連絡船の便が少なく、なかなか行くのが難しいところ。美術館にビジター桟橋があるという耳寄り情報があったので行ってみました。

立派な浮き桟橋です。ただ、事前に聞いてはいたが、やたらに浅い。多分干潮時の水深は1mぐらい。今回は、慎重に計画して、10時に上げ潮の潮位+1.8mぐらいで着桟、1時半頃に同じぐらいまで下がったところで脱出しましたが、ヨットの場合は普通に使える桟橋ではないですね。
島ではFB「ヨット遊び…」のお友達のBOSTONIANさんと初めてご対面。
美術館と産業遺構は面白かったですよー。特に産業遺構はディストピア感満載。

お昼の島カレー。本当は郷土料理の犬島丼(お魚のミンチをゴボウやニンジンなどと一緒に甘目の煮汁で炊き、汁ごとご飯にかけたものらしい)というのを食べたかったのですが、唯一のお店が廃業されてました。その代わり夏野菜たっぷりのカレーがとても美味しかったからOK。

さて、あまりぐずぐずしていると船が着底しそうなので、早々に退散。今日の泊地の牛窓ヨットハーバーは目の前ですが、風がとっても良いのでしばらくセーリングして日が少し傾いてから入港。
ずうずうしくも、大学の先輩のお宅にお邪魔してお風呂を頂き、夕食までご馳走になってしまいました。というのも、マリーナのコインシャワーは16:30でクローズ。夜8時を過ぎるとマリーナ入り口に鍵がかかって出入りできなくなります。うっかり夕食を食べに出たりすると大変(今回は、先輩がオーナーさんで、合鍵をお持ちなので塀をよじ登らなくて済みました)。
ただ、波の打ち込みはないし、桟橋もしっかりしていて陸電もあるので、最初から自炊前提なら大阪湾から広島・九州方面への足がかりとしては好適だと思います。

最終日は家島諸島をかすめて明石海峡から須磨へ。

雨予報の割にあまり降らずに南から南東の順風で快適に走れました。
お昼は残り物全部入りのスパムの他人丼。

で、無事須磨YHにご到着!

お友達、いっぱいできるといいなあ。

コメント

  1. 森亮介 より:

    ようこそ須磨YHへ、そして須磨YCへ!近々、歓迎会しましょ!

  2. Koji より:

    >>1
    早速ありがとうございます。これから宜しくお願いします。

  3. O川 より:

    犬島でご一緒されているヨットはなんでしょう?アルバトロッサーですかね?
    あと、おにぎらずをカットの断面見せがすごい。
    面倒だし、洗い物増えるから、切った事ないですわ。

  4. Koji より:

    >>3
    そうなん?おにぎらずって、カットしないとおにぎらずっぽくないじゃん。

  5. O川 より:

    >>4
    食えればいい派なので。
    あと、具がわからない方がワクワク度高いし。

  6. 岡田 悟 より:

    https://www.facebook.com/satoru.okada.18

    須磨にマイレデイを係留している
    なんちゃってヘタレヨットマンです。

    2時間くらい神戸沖をチョロチョロ帆走して
    その後の酒盛りを目的としています(笑)

    よろしくお願いします。

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