なんちゃって帆船に乗って淡路島の源平さんへ

今日は本当に書くことがないので、なんちゃって帆船に乗って淡路島、岩屋の源平さんへ行ったお話でもします。

なんちゃって帆船というのは、通常は鳴門海峡の観潮船として使われている「咸臨丸」さん。

最近、須磨エリアの再開発が進んでいて、お客さんで賑わっているので、これを淡路島観光にも繋げられないかと、須磨から淡路島の岩屋港と津名港に海上航路を拓く実証実験をすることにしたそうなんです。

物見高いのは生まれついての性癖なので、早速家内と二人で行ってきました。

ただこの遊覧船、よく見るとブレース(ヤードを引っ張る一番大事なコントロールライン)が、手すりにスプライスされちゃってる。いやまあ、帆走はしない前提の船ではあるのだけど、ボトルシップだってブレースはビレーピンで止めてあるよな。

これが、ビレーピン(これは「みらいへ」のもの)

さらにマストを見上げると…、あはは、ヤードがマストに溶接されちゃってました。

まあ、観光船ですからね。あまり厳密なことを言ってもしょうがないんですけどね。ただ、艤装はハンパでも、幅わずかに80mしかないヨットハーバー隣の水路で、全長60mの「咸臨丸」を、見事にその場回頭させる船長さんの操船技術は一見の価値ありますよ。今回は自分が乗船していたので、うまく撮れなかったけど、次にチャンスがあれば、陸からしっかり動画を撮ってきます。

さて、1時間ほどで岩屋港に到着。源平さんは関西のヨット乗り御用達のお店ですが噂に違わぬ素敵なお店でした。専用桟橋は、港の工事で撤去されちゃったけど、お店を予約する時に言っておけば、別の桟橋か岸壁を確保していただけるそうです。

穴子のしゃぶしゃぶは、皮だけ15秒、身を沈めて5秒で引き上げて食するのがベストだそうです。これ、初めていただきました。無茶苦茶美味しかったです。

もちろん、コースには大満足なのですが、他のお客さんがカウンターで食べておられたお寿司が、これまたやたらと美味しそうだったので、今度行ったらお寿司もいただいてみたいと思います。

さて、新たな須磨・淡路の新航路ですが、お客さんは大勢乗っておられたので、一定の需要はあると思うのですが、明石から岩屋には便利な高速船(30分600円、安いし早い)も出ているし、どうだろう、定着するかなあ?須磨シーワールドとセット券を売って、無理やりお客を引っ張り込むとか、まあ手はない訳でもなさそうですけどね。乗り場がマリーナのすぐ前なので、生暖かい目で見守りたいと思います。

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