伊予郡中港。広島から九州方面へ行くのにちょうど良い中継地になりそうなのと、謎の釣り師料理「おおつじ」さんをネットで見つけて興味が湧いたので、早速この週末に行ってきました。
土曜日は雲一つない青空、最高気温は36度にもなるらしい。最初は気まぐれな風を捕まえて帆走していたが、遂に風もなくなり、ジブメイン全部降ろしてよしず展開。散水すると体感温度はかなり下がってこれは効果的。
伊予郡中港には、2時過ぎに到着、グーグルで見るよりは混んでいて、船がほとんどいなかった新港にも地元漁船が増えていた。それでも、数隻分は外来船用に空けてくれている感じ。
繋留されたあかねの様子。
一応、誰かの邪魔になってないか心配だったので、置手紙を置いて船を離れたが、特に電話は来なかった。
ただ、この港、難点はトイレがどこにもないこと。女性連れでの船中泊はちょっと難しそう。
お風呂は、天然いよ温泉。いいお湯です。
いよいよ今回の目的、釣り師料理「おおつじ」さん。
ネットにもほとんど情報が無いが、釣り好きが高じて、客に料理を振る舞うようになったのだとか。よって、営業は予約のみ。お店を開ける日は不定期、というかほぼ陰暦に従っていて、小潮の日は休みらしい。だって、磯釣りに行かないといけないんだもの。
もし行かれる方は、かならず予約のお電話を(090-7626-1653)。
入口は普通のお家。ごめん下さい。お邪魔しますって感じ。
まず、おさしみがドスン。これで2人前!
巨大なメバルのお煮つけ他。
お酒は、地元の銘酒。
もうお腹いっぱい。食べられませんわ。というタイミングで最後に出てきたのは。。。
ご当地名物鯛ソーメン!
鯛を炊いて取った出汁に、鯛の身をこっぽり入れ、そうめんと一緒に頂く。何と贅沢な!
結局おさしみ半分と、あじのあんかけ(写真撮るの忘れた)は食べきれずにおみやげに。おさしみはズケにして翌日のお昼ご飯。あじのあんかけは夕食になって、3食分でコース一人3千円(お酒は別、お値段はその日によって変動との事なので、予約の時に聞いて下さい)。
その日は昼間の疲れもあって、ホテルに帰ったら5分で爆睡。
一夜明けて翌日もピーカン。
ここはサウジアラビアか?
諸島水道は、連れ潮で通った往きと違い、逆潮3ノット、ぶつかり合う潮で洗濯機みたい。
よたよたと渡り切ったら、柱島水道では、訓練支援艦のてんりゅうさんや、潜水艦さんにも会って。
無事ホームポートへ到着。
トイレがなくホテル泊になってしまうので、中継地として良いかどうかは考え物ですが、「おおつじ」さんには是非また来たいと思います。
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