見たくなかったけど見つけちゃったから。。。
写真はフォクスルのハンギングロッカーの中。この黒い太い管は燃料の給油菅、その横の細い錆びちゃってるのが、タンクの空気抜きの管。
ハンギングロッカーには、海水でぬれたカッパなども吊るすだろうから、それで錆びちゃったんでしょうなあ。取り外してみると、サビだらけ。
それにしても、何でこういうところにスチール巻のホースを使うかね?空気抜きなんだから、圧力がかかるわけでなし、耐油のビニールホースで充分だよな。
このロッカーは、主にうちのオーナー様(家内)が使っておられて、お召し物を汚しては大変だから速攻で交換することにした。
ところが、このホース、内径が17.4ミリ。そんなホースは、ホームセンターはもとより、モノタロウでも、船具屋さんのヨット用ホースのコーナーにもないぞ(規格は16mm=5/8inch、19mm=3/4inch、22mm=7/8inchと決まっているのだ)!
で、途方に暮れつつ、ネットを徘徊していたら。。。ありました!どうもスチール巻燃料ホースの特別な規格のようで、AN12という規格のようだ。
メーター900円の耐油ホースで充分なのに。。。とかブツブツ言いつつ、せめて腐食の無いナイロンメッシュを選択。わずか2mで5600円也。
この立ち上がりのくるっと回してあるところが重要なんだよね。空気抜き穴から波しぶきや雨水がタンクに落ちないための立ち上がり。
まあ、これで船の寿命の間に交換の必要はないでしょ。
コメント
変なサイズだから高いと言うよりもきっとANサイズに使うようなホースだから高いんでしょうなぁ。
AN規格のホースと言うと航空機のブレーキホース(DOT200が必要なとんでもない耐熱耐圧)や車やバイクのオイルクーラーパイプやブレーキホースなんかに使うやつなので、とにかく耐圧耐熱のものばかりです。
普通のANのホースは膨張しないようステンレスのメッシュでホース外側を覆っている奴が多いのですが、よく普通のナイロンだけのを見つけましたね。
そもそもANって規格はArmy Navy規格と言う軍用規格ですわ…
>>1
情報ありがとうございます。AN規格がなんのことなのかわかってスッキリしました。耐熱、耐圧、軍事規格準拠。うちはエア抜きホースに安物は使いまへんで(ドヤ!)。