ヨットめし

ヨットの上で「味覚極楽」の世界

「味覚極楽」は、小説家の子母澤寛が、昭和2年ごろ、まだ新聞記者だった時代に当時の各界の著名人(貴族院議員から、茶人、役者、禅寺の高僧まで)の食へのこだわりを聞き書きした新聞連載記事に、戦後昭和30年ごろ、自身の回想を加えて単行本にしたものだ...
ヨットめし

船の上でもBBQしたい

静かな入江があったとしたら、アンカリングして。。。バーベキューしたいよね。West Marineでパルピットに取り付けるBBQパンを見つけて、わざわざ機内持ち込みで持って帰ってきたりした事もあるのだけれど、船上でBBQすると意外に困るのが燃...
艤装

激安ダブルブレイドは究極のアンカーロープになり得るか?

最近アマゾンで、ポリエステルの12mm、ダブルブレイドロープ100m、10,120円を見つけて買ってしまった。この激安ダブルブレイドが究極のアンカーロープになりそうに思ったのだが、なかなかそうもいかないようで。。。 まず、最初にこれまで使っ...
Gadget

Bed-It Butyl Tape

以前から気になっていたBed-It Butyl Tapeなるもの。年末に米国に行ったので手に入れてきた。 (今回の戦利品たち。家族の冷ややかな目線が痛い。) さて、これは何のためのものかというと、ヨットやボートのデッキにフィッティングを取り...
まとめ記事

【年末恒例】ことしの散財2019

2019年もいよいよ暮れが近づいてきた。毎年この時期になると、一年を振り返って、いろいろやっちまったヨット関係の散財を思い出して充分に反省し、来るべき翌年の散財(え?まだやるの?)に備えることにしている。 散財2017: 散財2018: で...
アンカー

双錨泊で使うペンダント

双錨泊で風下錨を風上錨の錨索に繋ぐためのペンダントを作った。 8ミリのダイニーマロープ(破断荷重45kN)にカバーを被せて両端をアイスプライス、それを輪っかにして先端に大型のスナップシャックル(耐荷重90kN)をつけた。 因みに、双錨泊のや...
シーマンシップ

浸水シミュレーション

外洋にいて浸水したら怖いだろうなあ。辛坊さんの本を見て思った。それでも辛坊さんは(いろいろ言う人はいるだろうけど)結構冷静に自分のできる事をできる範囲でされていたと思う。ただ、自分が同じような目に遭った時に、(後知恵も含めて)どういう対応を...
ネタ

ヨットロック

最近ヨットロックというミュージックジャンルが話題になっているそうだ。名前の由来はウェブで公開されていたコメディードラマのタイトルらしいが、そのへんは情報がいくらでもネットに転がっているので置くとして、要するにボク達がちょうど会社に入った80...
シーマンシップ

大学ヨット部とシーマンシップ

シーマンシップは、日本航海学会が1993年にまとめた基本航海用語集によると「海上生活と任務を円滑に遂行するための基本となるたしなみや技能」とされている(*1)。「船乗り精神」とでもいうような倫理的要素は含まれない(*2)。 それも良く言い表...
整備

針が落ちないセール針ケースなど小ネタを3つ

1.針が落ちないセール針のケース セール針の入れ物の蓋が外れていて、針が工具箱の中に散乱してたりすることってありません? そこで、百均のプラケースに磁石を両面テープで貼り付けて、 完成!裏返しても落ちないセール針ケース。ちょっとどうよこれ?...
シーマンシップ

干潮に備えた係留索のたるみはどのぐらい必要か?

瀬戸内海、とりわけ広島湾の干満差は半端じゃない。常時3mぐらい、大潮になると4m近くなることもある。この日は中潮。左は満潮から2時間後ぐらいに着岸した時の様子、右は翌朝の最干潮時。 これだけ引かれると干潮に備えて索の長さに余裕を持たせるしか...
ブログ

理想の入江を求めて

「それでは停泊灯のやわらかいオレンジ色の光に包まれて、静かな一夜を送ってください。これでもうあなたは一生ヨットから離れることはないでしょう。」(野本謙作 スピンナヤーンから) 暮れてゆく静かな入江で錨泊。いいなあ。しかし、実際にやってみよう...