ある日、マリントイレがいきなりお亡くなりになった。まあ、買った時からかなり怪しくて、そのうち換えなきゃと思っていたので、この機会に全交換することにした。
早速ネットで注文して、やってきたのがコレ。
定番のJabscoではなく、漁船での採用比率が高いと言われる日立スーパーマリントイレ。このトイレは全自動で25秒、2秒、2秒、2秒の間欠運転をして流してくれるらしい。本来はそんな余計な機能が付いているのは壊れる原因だから避けたいのだが、マリントイレに関してのみ言うと、ゲストがいろいろ試行錯誤しているうちに壊してしまう事が多いので、ボタンを押すだけ(それ以外に操作できるところがない)というのは結構良いのではないかと思って採用した。
ただ、この製品、もう売り出してから随分経つ割には未完成の部分が多くて突っ込みどころ満載。
まず、モーターとスイッチを繋ぐ電線はなんでこんなに無駄に長いの?それに、途中に大きなコネクターが2つ。これでは水がかかったらショートするよね。これは、切って繋ぎ直しだなあ。
排水側のホース径は、カタログには24ミリでも36ミリでも対応できるようになっていると書いてあるが、この形状で36ミリのホースを繋ぐと、24ミリの管の部分とホースの間にカスが溜まって匂いの原因にならないかなあ?24ミリ部分は金のこで切り落してしまった方が良いか?
極め付けは、メーカーが、吸入側は16ミリの規格だが、19ミリで使うなら加工しておきましょうと言って、やってくれた仕事がこれ。
16ミリのホースを被せてあるが、これ、直径24ミリありますやん。どうやって19ミリ入れるねん!
このホースの切れ端は取り外して16ミリのホースをつなぎ、途中異形ジョイントを入れて19ミリにすれば良いだけだが、ジョイント付近では配管を曲げたくないので、配管の全長が50センチほども伸びてしまう。シリコンゴムのチューブか何かをガスケット替わりに使って19ミリを直接付かないか試行錯誤してみようと思う。
いずれにしてもポン付けとは行かず、いろいろ作業が出そうな気配が濃厚。
トイレは最優先の整備項目だから、せっかくの3連休だがこの週末を潰して片付ける予定。
【11月24日追記】
この週末に設置完了。
古い配管がカチカチになっていて、撤去するのが大変だったのと、どう見ても防水に問題があるコネクター類を外して繋いで絶縁したりなど、意外に時間はかかってしまったが、まあまあ綺麗に収まった。
試運転の様子:
最後のシュポッ、シュポッ、シュポッが全自動感出してて良い感じ。
コメント
あー、これウチと同じトイレです。
ボタン1回のプッシュで… と言うイメージですが、流れてる時間と言うか水量が微妙に足りず、結局2回以上押す事に(ウチのヨットで使うパイプの長さの場合)。
>>1
なるほど。それはピンチかも。というのは、うちは排出が38ミリ径で、さらにアンチサイフォンのU字管までの立ち上がりがあり、排出のスルハルまで配管長がたっぷり3mぐらいあります。最悪、配線をバイパスして、強制排出押しボタンでも付けましょうかねえ。冒険しないでJabscoにしとけば良かったかなあ。