エアコン結露水の自動排出機構

マリンエアコンを稼働すると、1時間当たり 0.5 – 1.0 Lぐらいの結露水がエアコン下のパンに溜まる。クラシックなビルジ溜まりのある船は、構わずそのままビルジに落としているが、うちのようなフラットな船底を持つ船にはビルジ溜まりがないので、できればこれをビルジに落とさずに汲み出してしまう機構が欲しい。
うちのエアコンを施工してくれた業者さんは、この結露水を、熱交換器へ冷却水を送るための海水ポンプで一緒に吸ってしまうという斬新な(?)アイディアを採用してくれた。
しかし、この方法だと結露水はすぐに吸い尽くしてしまい、その後はポンプがエアーを吸って冷却水の量が減るので、熱交換器の効率が落ちるばかりか、コンプレッサーが過熱してエラーが出たりして、全くのアイディア倒れ。結局、結露水の吸入ホースの途中にバルブを付け、結露水が溜まってきた時だけ手動で開けて排出するという半自動運転をしていた。

ネットで調べてみると、一般的な排出機構は、ベンチュリー管を冷却水の排出側に付けて、排水時の負圧で結露水を吸い出すもののようだ。しかし、海外のショップで、マリンエアコン用のCondensor Removerとして売られているものは何万円もする。

どうしたものかなあと思っていたところ、ヨット仲間から耳寄りな情報をもらった。園芸用のベンチュリー管(散水の際に肥料などを混ぜるためのものらしい)が、アマゾンで数百円から千円台で売られているとの事。

早速買ってきて装着。

おー、吸う吸う。

ただ、一つだけ心配が。
運転中、ほぼずっと結露水は吸い切った状態になるので、排出される冷却水にエアーが混じるのだ。エアーが混じるのは、熱交換器を通過した後の排水だからエアコンの稼働には全く影響はないが、エアーの混じった水を排出すると、海面が泡立ってしまい、 ご近所から、あいつ何かヤバいもの(洗剤混じりの水とか)を出してないか?と疑われそうな気がする。

結露水の吸水管の途中に流量調整バルブをつけるなど、もう一段工夫できないわけでもないが、皆さんはどうされているのだろう?

【追記】
排水の泡対策のため、結露水の吸入側に流量調節バルブを取り付けてみた。

うーん微妙に泡が減ったかなあという感じ。

コメント

  1. O川 より:

    工業的には脱泡ポンプとか超音波脱泡デバイスなる装置もありますが、流石にそれは大掛かり過ぎですなぁ。
    マリーナとかでは排水口にスポンジをあてて、一回スポンジに染み込んだ排水が排出されたら泡にはならないかも?と思ったり思わなかったり。

  2. Koji より:

    >>1
    スポンジで良いんですね?何か工夫してみます。

  3. O川 より:

    >>2
    昔(第一次世界大戦とかの時代)の飛行機の燃料系で、海綿を使用して発泡防止したのがあったなー?くらいの、机上の知識なので、実際どうなるかは怪しいですが。

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