バーバーホーラー

ジブセールは夏場は120%、風の良い冬場は90%のワーキングジブを着けていることが多い。ファーリングしたジェノアでは上り角度が悪くなるが、小さい90%ジブのフルセールなら、ワンポンのメインで目いっぱい詰めても10m/s超ぐらいまでは楽に上っていける。ただ、クルーの位置がシュラウドのすぐ前あたりに来てしまい、内側からシーティングすると引き込み角が狭くなりすぎてリーチのテンションのコントロールが難しい。

そこで、たまたま何かに使ってやろうと思って買ってあったハイロードリングを使ってバーバーボーラーを作ってみた。
まずは、リングを6mmのダイニーマロープにカバーを被せたものでアイスプライス。

こっちをジブのトラックにシーティングして、ジブシートはスピンネーカー用の後方のブロック経由ウインチに。こんな感じ。

これなら、クルーの位置は、3次元的にかなり自由になる。写真では微風なので、ややルーズに展開しているが、ジブシートをもう少し引き込めば、リーチのテンションを得られるし、もっと引き込みたければ、バーバーホーラーを詰めれば良い。
リーチングもこんな感じで、フットが詰まらなくて良い。

これで、ほぼ所期の狙い通りになったが、もう一段の改良をしたい。

今のところバーバーホーラーは直引き(x1倍)で、スピンのツイーカー用のクリートに止めているが、吹いてきたらとても引く方向には調整できない事と、クリートの耐力136kgfは多分ぎりぎり(ハーケンのJib Sheet Load Calculatorでは、このセールでジブシートにかかる荷重は風速25ktで355kgf、バーバーホーラーのなす角を見るとその1/3ぐらいがクリートにかかる力だと思う)なので、2倍引きないし3倍引きにすれば、その両方の弱点が解消される筈なので検討したい。
また、強風時にバーバーホーラーを伸ばした状態でジブをシバーさせると暴れて危険だし、壊れる心配もある。タックに入る前に、都度バーバーホーラーをフェアリーダーぎりぎりまで引き込むなどの運用も考えてみる必要があるかもしれない。

【2月27日追記】
テークルを使って3倍引きにしました。多分これならウインチなしで引き込めると思うし、クリートにかかる力も1/3になるからクリートが飛ぶ心配も減るでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました