中華製の安いGPS速度計を手に入れたので取り付けてみた(右端)。
元はというと、フルノの古い魚探が内部電池の劣化で起動しなくなったこと。これって、むかし某家電メーカーが10年経ったら壊れるタイマーを仕込んでいると揶揄されていたが、本当に仕込まれているってことじゃん?電池交換に2万円以上かかるらしい(普通買い替えたくなる)
魚探は別に使わないし、さしあたり必要な測深機はRaymarineが生きているので、必要なのはGPSの対地速度のみ。そこで、対地速度とヘディングのみ表示する簡単なアプリを、防水のアンドロイドタブレットに入れてみた。字が大きくてとても使いやすい。
ただ、これの難点は、バッテリーの持ちが約8時間しかなく、外部バッテリーを繋ぐと防水じゃなくなってしまうこと。
そこで、中華製のGPS速度計を見つけて即ポッチ。GPS内蔵でシンプルに速度とヘディングだけ表示するのはアンドロイドアプリと同じだが、コンパネにはめ込んで12v電源に繋ぐので、稼働時間をほぼ気にする必要がない。電源は、SeaTalkから貰う。
コンパニオンウェイ上のコンパネにホールソーで穴を空け、
はめ込もうとしたら何と1ミリだけ穴が小さい。最初紙やすりでごしごし始めたがきりがないので、ホームセンターへロータリーやすりを買いに走り、一気に穴を拡げる。
何といっても整備は努力よりも工具ですよ。
今回は、水密にはじめてブチルテープをつかってみた。
まずこんなことして、
これをはめると、こうなる。
結構苦労したのは、このはみだし部分の切り取り。なかなか粘り気があって腰もあるので、シリコンシーラントみたいにうまく成形したり切り取ったりできない。水密にはそれが良いのかも知れないけど。
まずカッターで端を切り取って引っ張りながら、すこしづつ切っていくのがコツみたい。
で、まあ、完成はしたのだけど、画面が光って見にくいなあ。当面はタブレットと併用することにして、天気が悪くてタブレットが使えない時でも、この固定のメーターがあるから安心という運用で行くつもり。
【追記】
やっぱりヘルムステーションから読み取れないのでは航海計器として失格だよね。この際あっさり失敗を認めて、同じ中華製のアナログ式のメーターに取り替える事にした。いろんなブランドの製品があるが、多分同じメーカーが作っていてサイズも全く同じ。今度は見易くなった。
紫外線対策にはAmazonでちょうど良い大きさのカバーを見つけて(わんチャンのエサ用ボウルらしい)これで安心。
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