まさかジンバルにヤカンを載せたりしないよね?

紆余曲折はあったのですが、ついにジンバルが完成。ガスオーブンのあったところに、電子レンジを嵌め込みました。これでいつでもホカホカのサトウのご飯が食べられます。

幅がぎりぎりなので、放熱のために側板はアルミ製(2mm厚のA5052)にして、放熱穴を開けました。
棚板と底板はパインの集成材、クリアラッカー仕上げ。

なかなかの出来でしょ?

これ自体はあっと言う間にできちゃうのですが、実際はこの前に試作品を作って試行錯誤していたので、結局ひと月ほども掛かりました。

これでもうジンバル作りならいつでもOKですが、多分もう二度と作る機会は無いでしょうから、ここで超手抜き半日でできるジンバルの作り方を、このブログをご覧の皆様に伝授してしまいます。

  1. まず採寸。それが終わったら材質を決める。側板をアルミでつくるなら2.へ。木で作るなら2.を飛ばして3.へ。
  2. アルミ板を注文する。例えば、ここ(https://www.itachoku.com/)など。サイズを指定すると、その通りに綺麗にカットして送ってくれる。意外にお店によって倍ぐらいも値段が違うのでいろいろ比べてみると良い。
  3. 棚板、底板を手に入れるためにコーナンへ!別にコーナン以外でも良いのだけれど、コーナンの良いところは、まずいろんな種類の棚板材が幅も50mm刻みで揃っていること。そして感動しちゃうのが、指定サイズにぴったり切断してくれるところ。ボクは幅を500mmに仕上げたかったので、幅350mmの棚板2枚を長さ496mmに切断してねって頼んだら、寸部の狂いもなくピッタリ。ワンカット32円也。
  4. 製作はアルミ板に穴を開けて、棚板、底板へ向かってインパクトドライバーでコーススレッドを打ち込んだだけ。ひょっとしたら要らないかも知れないけど、念のためにコーナーはステンレスのL字型の金具で補強した。
  5. ジンバルの支持部分は、ボクの場合は、クッキングストーブに付属していた金具をサイドにねじ止めしたが、適当なものが無ければ側板から棚板の中心へ向かって6mm径の穴を開け、100mmぐらいのボルトを接着剤止めすれば十分ではないかと思う。

というわけで、完成したジンバル。

まさかひょっとして水の入ったヤカンのような重たいものを上に載せる不届き者(?)が出てこないかだけが心配な今日この頃です。

2018/3/18

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