双錨泊で使うペンダント

双錨泊で風下錨を風上錨の錨索に繋ぐためのペンダントを作った。

8ミリのダイニーマロープ(破断荷重45kN)にカバーを被せて両端をアイスプライス、それを輪っかにして先端に大型のスナップシャックル(耐荷重90kN)をつけた。

因みに、双錨泊のやり方は、野本先生がスピン・ナ・ヤーンに詳しく解説されている。以下に図を2つ引用させていただいた。

双錨泊では、図3−7のように風下錨は風上錨の錨索の途中に止める。両方共デッキのクリートに取ったのでは、船が振れ回った場合に錨索同士が絡んでしまう可能性があるためだ。
その際、いずれの錨索も常に全部出すわけではないから、錨索の途中の好きな場所を、もう一方の錨索の途中に接続できるような工夫が必要になる。
野本先生は、図3−8のように、短いロープに片側のみアイスプライスをつけたペンダントを作っておき、風上錨とはローリングヒッチで結び、風下錨とはペンダントのもう一方の端のアイスプライスに錨索をバイトで取ってシートベンドするという方法を推奨されている。

今回作ってみたのは、そのペンタントの改良版で、使い方は次の写真の通り。

風上錨にペンダントを繋ぐには、もちろんローリングヒッチでも良いのだが、テンションがあまりかかっていないところで揺さぶられたときにほどけるのが心配なので、輪っかにしてスリーターンプルージックノットができるようにした(結び方はここ → https://www.animatedknots.com/prusik-knot)。
また、風下錨との接続は、 強いテンションが掛かり続けても解けなくならないように、アルパインバタフライノットを作って、スナップシャックルで止めるようにした(結び方はここ → https://www.animatedknots.com/alpine-butterfly-loop-knot)。

2本の錨索を結び合わせる作業は、舷外に身を乗り出した不自然な姿勢で行わなければならないケースが多い。この方法ならバタフライノットもプルージックノットも先にデッキ上で作ってから、錨索を少し繰り出し、舷外ではスナップシャックルを輪に引っ掛けるだけという運用が可能だし、外すときも手早くできて良い。

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