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ファーリングのラインは、細い方が詰まりにくくてスムーズだが、細すぎると手に食い込むので痛い。これまでバランスを考えて8mmを使っていたが、ハイテクロープなら強度的には6mmで充分なので、レーサーさんみたいに手で握るところだけにカバーを被せて使ってみることにした。
ところで悩ましいのは、コアになるロープに12ストランドのシングルラインを使うかダブルブレードを使うかということ。破断強度ならシングルラインが勝るが、そもそもファーリングラインにそんな強度はいらない。
一方紫外線による劣化に強いのはダブルブレード。最初に試みたジブのファーリングラインでは、継ぎ目の部分を処理するのに、8ミリのカバーをコアの6ミリのロープに入れ込むのがとても難しく、結局諦めてロウ糸を巻いて誤魔化したので見栄えが悪くなった。
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一方、次に作ったメインのブームファーリングでは、シングルラインを芯にしたので、見栄えはバッチリ。
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ではあるが、ファーリングラインは、係留中に日光に暴露している場所があるので、むき出しのシングルラインでは紫外線による劣化が心配。
見栄か耐久性か、まあ取り敢えずは見栄優先(!)なのだけど、いきなり切れると厄介なので、点検は欠かさないようにしないとね。
2018/08/30
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