海水ポンプの水漏れ修理

先週エルボーを掃除して、シーズン前の整備はこれで終了。後は海へ出るだけ…だった筈なんですよ。それが、エルボーを取り付けて試運転してみると…

一次冷却水の海水ポンプから水漏れ発見。30秒に一度ぐらいポタッと。まあこのぐらいなら見なかった事にしても良いのですが、出先でダダ漏れになったら困るので修理しました。

海水ポンプは、5年前に一度バラしていますが、どうやったか全然思い出せません。きっとブログに書いた筈だと検索してみたのですが(https://yachtakane.com/archives/26506865-2.html)、手順が詳しく書かれていませんでした。結局ネットで動画を探したりとかして…。ですから、今回は、ちゃんと手順を残しておきます。

この後は、反対側(インペラの付いていた側)からプラスチックハンマーか何かで軽く叩いてやると軸が出てきます。

これがバラし終わったところ。軸の真ん中あたりにまだ付いている2つの部品はベアリングで、これもプーラーで引き抜けば外れますが(左側のベアリングの根本にスナップリングが入っているので注意)、今回は、ベアリングは問題なさそうだったので、外していません。

じっくり点検しましたが、軸に歪みなどもなく、悪いのはシャフトシール(真ん中へんの黒い丸い部品)だけでした。この部品は汎用品で、ボルボの純正である必要はないらしいので、今回はモノタロウで買いました。銘柄とサイズも写真を残しておきましょう。

あと、また忘れて検索し直す事にならないように書いておきますが、シールの向きは窪みのある方が、封止したい液体側です。ボルボの部品図ではオイル側(ギア側)のシール15番の組み付けが逆になっているように見えます。

それと、インペラの蓋が結構削れていたので、砥石でならしました。ここが削れてくるとエアを噛んで、冷却水の流量が減ってしまうらしい。

最後に、ハウジングを塗装してから、元通りの順番で組み上げて、

無事完成!

 

と、ここまで来てから気がついたのですが、これって本当に全部バラす必要ある?もし、問題が水漏れだけなのであれば、海水側(インペラ側)のシャフトシールだけ交換すれば良いわけですよね?

この海水ポンプは、部品を全てギア側(インペラと反対側)へ抜くように作られていて、そのためには、ギヤを外して根元のスナップリングを外さないとシャフトが抜けませんが、シャフトを抜いた時に、海水側(インペラ側)のシールだけは、ハウジングに残ります。つまりこの部品だけインペラ側へ抜けるのです。したがって、今回のようにシールを再利用しないで交換する前提ならば、下の写真の黒いシールだけを、細いドライバーやラジオペンチなどで無理やり引き抜けば、それだけの交換は可能だと思います(Oリングリムーバーという、先が耳かきみたいになっている道具も売っています)。

せっかくなので、全部バラして再点検するのは悪いことでは無いのですが、上のように全部バラす為には、シャフトプーラーとかスナップリングプライヤーとか、年に1回使うかどうかというような工具も必要なので、取り敢えず水漏れだけ修理したい人にはそういう方法もあるかなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました