ヨットの燃料計が当てにならないのは別にうちだけじゃない。ヨットはヒールする上に、デッドスペースを有効活用するために、タンクがいびつな形をしていることが多いからだ。
とはいえ、うちの場合は、あろうことか残量ゼロ(正確にはセンダーの下端位置だから、まだ少し燃料は残っている)の状態で、燃料計が1/4の位置を指すことが、買って一年以上経ってからわかった。
それまでは、思いの外燃料が入ったなあなんて呑気な事を言っていたので、ガス欠しなかったのはラッキーでしかない。
きっとフロート式のセンダーの精度が悪いのだろうと思っていて、センダーの交換を検討するために、まず現在のタンク満タン状態での抵抗を測ってみた。
ちょっと中途半端だが、202Ωを指している。センダーには、0Ω(空)ー190Ω(フル)という規格と、230Ω(空)-33Ω(フル)があるが、満タンで200Ωなら前者なのだろう。メーターの方もそれに応じて、概ね満タンを指示している。
そこで、今度は、センダーのコードを直結して、メーターがどこを指すかを調べてみた。
1/4あたりを指すんでしょ?知ってますよ。
ところが何と!
1/4あたりから1/2あたりをふらふらしている。
おいおい、これでは燃料の残量が全くわからないではないか。
メーターはスイッチパネルに組み込みで、水と電圧とも共用だが、他はほぼそれらしい値を示しているから、犯人としては燃料計のセンダーからのワイヤリングが怪しい。多分途中で切れかかっていて、抵抗値が大きく且不安定になっているのだろうな。
まずは、ワイヤを全部交換して、センダーも元々精度が良く無さそうなので入れ換え。メーターは問題なければこのまま使うが、場合によっては、燃料計専用のメーターを付けた方が手っ取り早いかも知れない。
また仕事が増えてしまった。
コメント
やはりここは、私のようにセンダーユニットに直メーターがついてる機械式燃料系を・・
(毎回タンクの上を見に行かないとダメだけど)
>>1
それが一番確実ですよね。施工例をブログにアップされているようならURLを教えてもらえませんか?
>>2
こちらの、燃料系編3と4がそうですね。
燃料系を外した時に何もなかったのがびっくりでした。
https://note.com/nimbus/m/m93327a226a82
>>3
おー、非航海日誌でしたか。感動的な物語。そういえば、破片が出てくる動画で、出てきたときに思わず手をたたいてしまったのを思い出しました。
>>4
あー!ありましたね、事件が!
あれ、もしかしてFacebookの私と非航海日誌が繋がってませんか?
>>5
FBまでは繋がってたのですが、「O川」さんに発想が至りませんで、失礼しました。
>>6
O川
↑名前伏せてますからねぇ(笑)