ブログ

清風館に伝説のドライマティーニを飲みに行く

この週末は、梅雨明けの好天のなかを1泊2日のクルージングの予定だったのだけど。。。あいにく、ぐずついたお天気のなかを出航。音戸の瀬戸、安芸灘大橋から、大崎下島と岡村島をつなぐ中の瀬戸大橋(桁下21.5m)経由、ゆたか海の駅へ。ゆたか海の駅は...
荒天帆走

荒天時のタクティクスは辛坊さんのYoutubeで学ぶ

先日、古賀道明さんの、【ヨット「TSUYOTAKA」太平洋横断往復航海の記録】がKindle化された。勉強になることが満載でお勧めの一冊だ。同氏は、私より少し歳上で、大学でヨットを始められ、就職してから同僚と小型のクルーザーを共同所有、60...
アンカー

カテナリーは信用するな! - アンカリングの科学

カテナリー(曲線)とは、ロープなどの両端を持った時にできる曲線だが、もしヨット・ボート乗りがネット上のフォーラムでこの件について大激論していたら、それは、アンカーチェーンの垂れ下がりがどの程度アンカーの効きに影響するかという問題について論じ...
艤装

Spadeアンカーが気になる

Spadeというアンカーがあって、海外のフォーラムなどを見ると、熱狂的なファンがいるようだ。こういうやつ。いわゆる新世代型のアンカーだが、RocnaやMantus M1のようなロールバーはなく、V字型の底の形状と、湾曲した立ち上がりの大きい...
アンカー

大きすぎるアンカーのデメリット

クルージングボートのアンカーについて論じられる場合、普通は小さすぎることが問題とされることが多いが、逆に大きすぎるデメリットについて書かれているブログ記事があった。(残念ながら元記事はリンク切れ)この人が書いている事全部に同意できるわけでは...
電装

陸電のバックアップにソーラーパネル

いよいよ夏本番。船に着いたら冷蔵庫には冷えたビール...というのは豪勢で良いが、陸電があるからといって、冷蔵庫のつけっぱなしにはリスクもあるようだ。リスクは大きく2つ。一つ目は、バッテリーの過充電。陸電からの充電には調整充電器を使うが、一部...
荒天帆走

辛坊さんの太平洋横断とインナーシュラウドの破損

辛坊さんが、太平洋横断の快挙を達成された。まずはおめでとうございます。ところで、ご本人がTwitterで発信されたこの写真()を見て、おやっと思った。これは、D2(インナーシュラウドの下から2番目)のマスト側のターミナルで、図示するとここ。...
ヨットめし

永久保証(?)の食器

Facebookのタイムライン広告に現れた「生涯破損保証」を謳ったお皿。そもそもFBの広告は、ほとんどがガラクタだし、永久保証とくれば、うさん臭さ満載。と、言いつつ早速ポッチしてしまったのには、訳がある。永久保証はこれが初めてではないのだ。...
シーマンシップ

来島海峡は西側がお勧め

来島海峡は難所で知られ、潮の流れによって左右の通行が逆になる、「順中逆西」ルールなどもあり、最初から避けている人も多いと聞くが、自分はわりあいしょっちゅう通っていて、別に怖いと思ったこともない。どうも、嫌っている人は、「順中逆西」ルールを難...
艤装

NMEA0183をタコ足配線する

ある日、オートパイロットのコントローラの液晶がお亡くなりになった。(最近本当に良くいろんなものがお亡くなりになる)別に、この液晶は無くても操船に不都合はないが、このまま放っておくのはちょっとね。ヨット乗りって見栄っ張りだから、壊れたものをそ...
ネタ

生ビールサーバーがやってきた

今から30年以上も前の事、シーボニアの給油桟橋で隣に泊まった大型モータークルーザーのお兄さんから、「今日は何処まで行くの?」、「下田まで」、「へえー、そんな小さい船で下田まで行けるんだ。すごいね。生ビール飲む?」と、船に備え付けの生ビールサ...
ヨットデザイン

どのAVS(復元力喪失角)を信じれば良いの?

AVSとは正の復元モーメントが消失する角度で、それ以上のヒールをすると、船には起き上がるのとは逆に、倒れていくモーメントが発生し、最後は完全倒立に至る。但、完全倒立状態は不安定で、次の波などで安定が崩れてAVSを正の方向に超えれば、今度は起...