生ビールサーバーがやってきた

今から30年以上も前の事、シーボニアの給油桟橋で隣に泊まった大型モータークルーザーのお兄さんから、「今日は何処まで行くの?」、「下田まで」、「へえー、そんな小さい船で下田まで行けるんだ。すごいね。生ビール飲む?」と、船に備え付けの生ビールサーバーから注いでくれた生ビールをご馳走になった。
お兄さんは別に見せびらかすつもりなんて無く、素直に頑張ってねって生ビールをご馳走してくれたのだろうけど、自分はその時に、セーリングボートとヨットを分ける基準は、「生ビールサーバーがあるかどうかである」と確信したのである。
あれから苦節30年(?)、わが艇に生ビールサーバーがやってくるとは。

ドドン!

家庭用のコンパクトサイズとはいえ、結構な存在感ですな。

泡がクリーミー!

ところでこいつ、100vの電源が必要なんじゃん(ちゃんと調べてから注文しろよ)。
まあ、実際は、電源が無くてもビールのコンテナを冷やせないだけで注ぐのには支障ないから、クルージングに出る時でも出航前にコンテナを冷蔵庫に移しておけば、寄港先で生ビールが楽しめるのだけども。
それと、一応マストにしっかり括りつけてはあるが、この状態で荒天に耐えられるとは思えないよなあ。
うーむ、結局のところ、わが家のセールボートはヨット化したというよりは、ハウスボート化したと言うべきではなかろうか?

【後日談】
すいません。せっかく設置したビールサーバーですが諦めました。こいつ小さいくせに、すごい電気を食うのと、ビールのコンテナの容量が1Lしかなく、注ぐのにも時間がかかるので、船上パーティーなどでは、まだろっこしくて使ってられないんです。今は自宅に持って帰って楽しんでおります。
というわけで、「あかね」は、ヨットからセールボートに戻りました ( ;∀;)

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