先週、長崎、五島列島方面へのクルージングから無事ホームポートに帰ってきました。
今回も色々な泊地に泊めさせて貰いましたが、本当に便利で居心地の良いところもあれば、もう一息配慮が足りないなあと残念なところもありました。
そこで、さまざまな泊地について、評価基準を作って数値化してみたら面白いかもと思いつきました。
どこが良い泊地か?などというのは、どういう要素を重視するのかによるので、これはあくまで私の好みがどういう重み付けを反映しているのかを知るための実験です。
つまり、要素の重みづけを色々変化させながら、自分の好みの泊地が上位に来るように調整していった訳です。その結果、以下のような重みづけをすると、だいたい各泊地の総合得点の順番が自分の好みと一致することがわかりました。
泊地の快適さを評価する数値基準
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1) 桟橋(0点から5点)
波の入らない静かな浮き桟橋が5点、波の入る岸壁が0点
2) トイレ(0点から3点)
24H使えるウオッシュレットがあれば3点、トイレが無いが0点
3) ゴミ捨て(0点から2点)
ゴミを捨てさせてもらえると2点
4) お風呂(0点から3点)
歩いて行ける日帰り温泉があれば3点、お風呂が遠い、シャワーのみなどは減点。
5) 停泊料、予約(0点から3点)
予約できれば1点、停泊料が3000円以下+1点、1000円以下+2点
6) 給電、給水(0点から3点)
給電で2点、給水で1点
7) 調達(0点から3点)
給油、買い物、飲食店が全て徒歩圏内でできれば3点。
これで、22点満点になります。
では、これを実際の泊地に当てはめてみましょう。
平戸と弓削(かみじまちょう・ゆげ海の駅)が、並んで堂々のトップ!(いやいや、そうなるように重み付けしたんでしょ?)それに続いては、やはり比較的設備の整ったマリーナが来てしまいます。トイレとゴミの引き取りの要素が大きいです。また、マリーナ同士でみると、お風呂に歩いて行けて、食事や買い物に便利なところが上位に来ます。
海の駅で、瀬戸内海の不要になった連絡船桟橋を活用したシリーズが意外に上位に来ないのは、やはり桟橋そのものの問題でしょう。連絡船の桟橋は出入りに便利なように港の入り口近くにあることが多く、泊めて一晩寝るなんてことは元々予定されていません。今治の桟橋なんか24時間、目の前をタグボートが行ったり来たりしますから、一晩中大揺れです。とはいえ、空いてるところは使って宜しいと言って貰える昨今の傾向は、とてもありがたいと思っております。
あと、重み付けについて言えば、料金にもっと重みをつけたい人や、陸電がないところは評価ゼロとかいう人などもいるでしょうから、リスト自身はあくまで私の個人的感想に過ぎません。
ただ、人に聞かれたときに、私のお勧めですということは言えると思います。
コメント
なるほど、これは自分の重みづけ次第ですが、いいですねぇ。
やはりレーダーチャートで…
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1lmvwb9Zaz7EXNJJY13n_tPO9YAbQJuoB/edit#gid=1891312001
>>1
なるほどレーダーチャートにすると、また別の気づきがありますね。バランス型の泊地より尖っているところの方が面白かったりもするし。