目的地に着いて繋留完了、エンジンのメインスイッチも切っておきましょうねとコントロールパネルを見ると、もう切れている。
あれえ、切った覚えがないなあと思いながら、今度はスイッチを入れてみると、ウンともスンとも言わない。えー、どうしちゃったの?
てか、つい数分前まで普通に動いてたやん?
困った事にはなったけど、良く到着まで待ってくれた。君は偉い!
こうやって全く点かないのは電気が来ていないわけだから、どこかの線が外れているか、メインヒューズが飛んだかどちらかだよね。
まずは、メインヒューズのところまで電気が来ているか測ってみよう。
ヒューズはまるで裏側に隠してあるみたい。手も入らないし外すのは大変。
ふー、外れた。
ヒューズの手前までは電気が来ているので、次はヒューズ。
このヒューズは4連になっていて、一つ切れたとしても、取り敢えず端子を隣に突っ込み直せば復活できるようになっている優れもの。
右側2つは既に切れていて、一つはエンジンルームのブロワーの不調で切れたのと、もう一つは自分が整備中にうっかり短絡させたもの(リレーボックスの蓋に「メインスイッチOFF」と書いてあるのはその教訓)。
今回は、一番左端に刺さっていたのだが、見たところ切れてないんだよねえ。
でも、念の為テスターで導通を確かめてみると、
あ、これ、切れてるわ。
見た目はどうもないのに不思議。
ビューズごと予備と取り替えて、元通りに動き出したが、ヒューズが切れた原因がわからないので気持ち悪い。この日は大雨だったから、万一コントロールパネルが内部で短絡を起こしたのなら、今後症状が再発する可能性がある。
ただ、過去2回(右側2つ)のヒューズ切れでは、ヒューズ線が見事に溶断しているのに対し、今回は線が熱で切れた形跡がない。元々不完全だったハンダ付けが振動などで剥離したのだろうという事にして、取り敢えず様子見することにした。
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