観光で室戸岬の灯台に行きました(残念ながら車です)。
泊まりは昭和レトロな「岬観光ホテル」。
ベランダから見る月の光。
翌朝の日の出。
ところで、灯台が点滅する仕組みなのですが…
30年以上もヨットに乗っていてこれまでそんなことも知らなかったのか?と言われそうですが、これまでシーケンサーなどでチカチカ付けたり消したりしてるんだろうぐらいに思ってました。
ところがどっこい、
こうやって、指向性の高いフレネルレンズを背中合わせに置いて、真ん中に光源を置き、レンズをくるくる回しているんですね。この灯台の場合、20秒で一回転させると、遠くから見ると10秒に一回光っているように見えるって仕掛けです。
そういえば、近寄るとちゃんとサーチライトみたいな明弧が見えますよね。
でも、群閃光と言って、3回ぐらい続けて光ってしばらくお休みしたりとかするやつがあるけど、あれはチカチカチカって点けたり消したりしてるんでしょう?
いえ、違います。経ヶ岬灯台の動画を見つけました。レンズを3面にしてるだけでやっぱり回ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=6wk2G1RXkMQ (ソース:TDC灯台レポートさん)
さらにいうと、白、白、赤と光るやつも、一枚だけレンズに色をつけてあるだけなんですって。
とはいえ、全ての灯台のレンズが回っているのか?というと、どうもそうではないらしく、港の入り口にある小型の灯台や浮標などの場合は、円筒型の固定型フレネルレンズを使っていて、電球の方を点けたり消したりしているのもあるとのこと。ほら、やっぱり点滅してるやつもあるんじゃん!というのは強がりで、誰でも名前を知っているような大きな灯台は、全部回っているらしいです。
今日はひとつ賢くなっちゃいました。
コメント
えぇ… 喜びも悲しみも幾歳月か何かを見て子供の頃から知ってましたが…
むしろ点滅という発想が無かった。
点滅かー、なるほど。
>>1
さらに言うと(知ってたって言いそうだけど)灯台が塔なのは、時計台と同じで、、回転機構を駆動するための錘付きチェーンを設置するためらしいです。
>>2
単純に被視認性っていうか、見通しの距離を稼ぐ為じゃないのか… 知りませんでした。