主錨をスペードアンカーに換装した

主錨をもう一回り大きくしたいな。でも装着できるアンカーの種類が限られているし、一番フィットしそうなスペードアンカーは、やたらとお値段が高いし…と、ひと月余りも、ぐちぐち思案していた訳だが、こういう時には魔法の言葉がある。
「走錨して座礁したらおいくら掛かります?」
まあそう言えばそうだよな。と納得して(というか言い訳を見つけて)結局スペードアンカーを買ってしまった。

このアンカーは、底面が三角形に出っ張っており、そのせいで投入時には必ず斜めに着底する。さらに、シャンクをいろんな向きから引いてみると、左右についている小さなエラの効果で、必ずフルークの先端が地面に接触して引っ掻き、そこから地面に潜り込んで行くように挙動する。これはなかなか良くできている。(これは設計が優れているという意味で、工作の方は別。チュニジア製らしいが、溶接も下手だし、亜鉛メッキも甘そう)。

このスペードアンカー15Kgは、従来のデルタ10kgの1.5倍の重さにも拘らず、外形的なサイズはひとまわり大きい程度。

前回、ロールバー付きのMantusに換装しようとして、ロール―バーがジェネカーポールと干渉して設置できないという大失態をしたので(Mantusを引き取ってくれたNさん、ありがとうございました!)、それに懲りてこういう稚拙な図面を引いたりして検討の結果、

きっとちゃんと載る。。。載るに違いない。。。載るといいなあ。。。

これで、重量的にはメーカーのサイジングチャート通りになったわけだが、今回適切なアンカーの重さを決めるのに、いろいろ資料に当たってみて、やっぱりこれ以上重くするのは意味が無いと思った。その話は次回にでも。

コメント

タイトルとURLをコピーしました