「燃料タンクのスラッジは頭痛のタネ」https://yachtakane.com/archives/28260125-2.html から続く:
燃料タンク内にバクテリアがいるかどうか検査できるキットがあったので、早速ポッチしてみた。
商品名をHUM-BUGという。円筒形のコンテナの中に、注射器、培養液が入った試薬瓶、それと説明書が入っている。
![](https://yachtakane.com/wp-content/uploads/2023/09/0fb407df-1-1024x768.jpg)
送料を含むと約4,000円ほど(https://amzn.to/39o1NcK)。お安くはないが、現状でバクテリアが繁殖していないことがわかれば、安心して予防のBiocideが使える(既にはびこっていたら、バクテリアの死骸が沈殿してかえって悪さをしそうだから)。
今回は、たまたま燃料計のセンダーを取り換えたので、その機会にスポイトにエクステを付けて、できる限りタンクの底の部分からサンプルを採取。
![](https://yachtakane.com/wp-content/uploads/2023/09/579456cd-1-768x1024.jpg)
まずは、目視で確認してみる。
異物のようなものは全く見当たらない。意外に綺麗なんじゃね?
![](https://yachtakane.com/wp-content/uploads/2023/09/c75cabc2-1-1024x768.jpg)
ここから1cc正確に測って、試薬瓶に注入
![](https://yachtakane.com/wp-content/uploads/2023/09/4d5b39f4-1-768x1024.jpg)
攪拌した後、48時間静置。
![](https://yachtakane.com/wp-content/uploads/2023/09/8055baae-1-1024x768.jpg)
![](https://yachtakane.com/wp-content/uploads/2023/09/cca8df5a-1-1024x768.jpg)
説明書には、バクテリアがいれば48時間以内には痕跡が出ることになっていて、これは多分いないって感じ。そのまま1週間置いてみたが全く変化なし。
燃料タンクには常時Biocideを規定量投入しつつ、念のために2-3年にいっぺん、この試薬で検査すれば、安心できるんじゃないかと思う。
【おまけ】
なお、4000円の試薬をそのまま捨ててしまうのはもったいないと思ったので、家の前にあるどぶ川からなるべくヤバそうな水を採取してきて入れてみた。
結果、3日目でこの状態。底に赤いコロニーができている。
![](https://yachtakane.com/wp-content/uploads/2023/09/7fa04284-1-1024x768.jpg)
これで試薬がちゃんと機能していることも確認できた。
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