ヨットめし3 - ティファールひとつで全部作る

別にメーカーの回し者ではないのだが、ティファールはヨットのギャレーに革命をもたらしたと思う。収納場所が少なくて済むのはご存知の通りだが、それだけではなく、お鍋もテフロン加工だから炒めてから煮込む料理(豚汁やシチュー)は、お鍋一つでできる。フライパンで焼いてからそのままオーブンに入れるのもOK(ローストビーフなど)。さらに極めつけは、取っ手が外れて本体だけになると、ヨットの狭いシンクでも洗いやすいのだ。
さて、今日のテーマはティファールのお鍋かフライパンひとつだけで作るヨットめしです。

【定番 ケンミンの焼きビーフン】
焼きビーフンの袋に書いてある作り方の通りに作るだけ。お鍋(フライパンより蓋しやすい)の底に豚バラ肉数枚を敷き、その上にビーフン、その上にカット野菜を載せる。今回はカニかまもトッピング

水を190cc加え、蓋をして3分。蓋を取ったら水分が飛ぶまで炒めて出来上がり。

【まさか ナポリタンもお鍋一つ】
NHKのサラメシで、上の焼きビーフンと同じ方法で何とスバゲッティ―を作っている人がいた。
スパゲッティ100gに対し320cc(3.2倍)のお水を沸かし、そこへ2つに折ったスパゲッティと、玉ねぎなどの具材もパスタソースも全部入れてしまう(ウソみたいでしょ?)

蓋をして5分(使うパスタのゆで時間マイナス3分)放置し、蓋を開けるとかなりベチャベチャのものができているので、これをよくかき混ぜながら炒め煮にして、完全に水気を飛ばす。

ちゃんと水気を飛ばさないとだめよ。最後にオリーブオイルを回しかけて出来上がり。
これが、不思議なことに、ちゃんとアルデンテのスパゲッティになる。大事なところは、乾麺の量の3.2倍の水の量と、標準茹で時間マイナス3分で蓋を開けてしっかり水分を飛ばしてやるところ。

【鶏のマッシュルームケチャップ煮】
玉ねぎ、鶏モモ肉、ニンジンなど適当なものを炒めて、マッシュルームケチャップで味付けしてそのまま180度に熱したオーブンへ。
味付けは、別にこれでなくても、トマトソースでも生姜醤油でも何でも好きなものでどうぞ。
要は、こうやって適当に炒めたら、オーブンに放り込んで20分ほど放っておくだけ。

因みにマッシュルームケチャップとは、イギリスで売っているケチャップ、というよりマッシュルーム味の醤油みたいなものでこういうやつ。

自分で料理を作ると、だいたい全部いっぺんに並べて食べることになるから、ゆっくりワインでも飲みながらってできないでしょう?オーブンを使えば、前菜を食べながらワインを楽しんでいるうちにメインが出来上がるって訳で、これが良い。
はい、召し上がれ。

【キッシュ - てか、これ卵焼き?】
パイ皮がないとキッシュとは言わないのだろうけど、ちゃんとキッシュの味がしますよ。
最初にフライパン(深くて小さい方)で玉ねぎを透明になるまで炒め、次にベーコンとエリンギを加えて炒める。

やや濃いめに味を付けたら一旦火を止め、たまご3個に生クリーム100ccを良く溶いて上から流し込み、そのままオーブンへ。

何故具が玉ねぎとエリンギなのかというと、定番のほうれん草の場合、水分が出てパイ皮なしでは切り分けた時に形が崩れちゃうんだよね。もちろん事前にほうれん草を茹でてしっかり水切りしてから使えばOKなんだけど。。。今回はできる限り手を抜いて、なんちゃってで作るのがテーマなのでこれでご勘弁を。

どうです?手抜きしまくっている割にまともなものが出来てる感じがしません?

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