サバイバルグッズいろいろ

先週アップしたJOSAのサバイバルトレーニングでは、もちろん講義内容も充実していましたが、海外の過酷なレースを転戦してこられた北田代表が実際に使っておられるグッズを、手に取って見せて貰うことができたのが、大変参考になりました。

先ずは、ライジャケと共に常時身につけておられるサバイバルグッズ。

写真は、自分の夜間・荒天用のライジャケ(75N固定浮力+150Nインフレータブル)で、もともとPLBとダイマーカーだけはライジャケのポケットに収納していたのですが、もうこれ以上何も入らないところ、北田さんは、ヘッドランプ、ヘリオグラフ(反射鏡)、フラッシュライト、サイリウム(ケミカルライト)などを、ライジャケのベルトにつけるポシェットに収納されていて、このアイディアは早速頂くことにしました。

こうやってポシェットに詰め込むと、夏場や近場のセーリングで使っている軽い方のライジャケ(165Nインフレータブル)にも装備できます。
瀬戸内海ではここまでは要らないかも知れませんが、時々持ちますというのは、大事な時に限って持っていないという事になり勝ちなので、重くても常に持っておくしかないかなと思います。

因みにこのサイリウムはダイマーカーと同じく沖縄のミリカジショップで売っていたもの。米軍の払い下げ品で(横流し?)一本300円。新品で使用期限内ですが、念のために、一本ポキっと点灯してみました。なかなか明るいし、しっかり朝まで点灯していました。

他にも、色々見せてもらったら欲しくなって買っちゃったもの多数。

一つ目はテザー。写真左が現在使っているもので、スピンロックの2カラビナとバルティックの3カラビナ。カラビナはいずれもステンレスのダブルアクション。しっかりした品物ですが、これ重いんです。北田さんが使っておられたのは、バルティックのアルミ製3カラビナ。タブルアクションではあるのですが、握るだけで開閉でき、さらに先端の切り欠きがないので、この部分が引っ掛かりにくいという優れもの。残念ながらバルティック製は手に入らなかったので、スピンロックにしました(写真右)。北田さんは3カラビナをご推奨でしたが、敢えて2カラビナを選択したのは、常時付けておくつもりなら、できるだけ軽くしないと結局付けないことになり兼ねないから。

次は息を吹き込んで鳴らすホーンなのですが、軽くて小さいのに爆音が出ます。常時携行するにはちょっと嵩張るかな。でも、もし落ちた時に持ってたらホイッスルより遥かに強力です。取り敢えずはフォグフォーンとして使うつもりですけど。

こちらは、おしっこ袋。これ、小さくて良くできてます。荒天時にトイレで怪我をすることが意外に多いと教えて貰いました。デッキでバケツにしても良いのでしょうが、室内だと安心してできますね。

最後に航海中ベースレイヤーに着るインナー。北田さんのイチ推しは、登山グッズのファイントラック。「モンベルもまあまあ良いが、ファイントラックには敵わない。2週間のレースで一度も着替えないで終わったことがある」のだそうで、これも早速お買い上げ。

家内には「あんたはちゃんと着替えてよね!」と言われちゃいましたけど。

コメント

  1. O川 より:

    お!そのスピンロックのポーチは、全く同じものを使ってますわ。
    ろくな物入れてませんが。

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