ブームファーラーの分解整備(分解編)

どうもブームファーラーの動きが渋いので、以前から一度分解して整備したかったのだが、どうやってバラせば良いのか情報がなくて二の足を踏んでいた。
手がかりはこの分解図のみ。ただ、こいつがあまり詳しくなくて、どこのネジを外せばどこが外れるのかわからない。

ブームの両端にある 25 61 150 がメインベアリングで、前後2つでセールを巻き取る中芯を支えているようだが、この部品には大小2組のネジがあり、たぶん一組は中芯を止めているネジ、もう一組はベアリング自体を分解するネジ。後者を先に外すとベアリングの蓋が取れて、ベアリング玉が降ってくる筈だ。
確率二分の一に賭けて、一か八か外してみるか?

こういう時に持つべきは友達、いつも的確なアドバイスをくれる彼が、ネットで写真を見つけてきてくれた。
この状態で売られているってことは、取り付け用が大きい方のネジだよね。

で、思い切って、固着してしまっている大きい方のネジをインパクトドライバーで強引に外す。 

外れた。ふー。
前側も同じように外して、

このメインベアリングを分解してみると、

やっぱり、犯人はこいつか。
ベアリングボールが半分近く破損していた。
測ってみると直径は5.0mm。
材質は、ほぼ間違いなくデルリン(ポリオキシメチレン樹脂)。
でも、これどこで手に入るんだろう?まずは入手先を探さなければ。

というわけで、今日はここまで。
果たして、元通りに組み上がるのでしょうか。乞うご期待!
 

コメント

  1. O川 より:

    なんとなく樹脂よりセラミックベアリングの方が長持ちしそう(イメージだけ)。

  2. Koji より:

    >>1
    一度にドスンと衝撃が加わらなけばセラミックの方が強いでしょうね。それもそうですが、毎年開けてしっかり給脂するなら鋼球が一番信頼できそうな気がするんですけど。

  3. O川 より:

    >>2
    あれって電触対策で非金属ベアリング使ってるんじゃないんですか?

  4. Koji より:

    >>3
    はい。そうだと思います。ただ、グリースを切らさなければ電飾の心配は少ないのでは無いでしょうか?

  5. O川 より:

    >>4
    ええ、わざわざ電導グリースとか使わない限りは大丈夫な気がします。
    なぜか電導グリース使うバカや、給脂しないアホが出てくるのが世の常ですが。
    私が設計者ならボールじゃなくてローラーベアリング使うなー、セラミックの。

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