「水難の相」とか「女難の相」というのは聞くが、「金難の相」なんてものもあるのだろうか?
年末に排気マニフォールドの腐食を発見して交換25万円、船検で沿海セット6万8千円、消火器9千円。これで取り敢えず一段落のはずが…
何やこれは?
半年ぐらい前にターミナルが白い結晶で覆われているのを見つけ、それは、バッテリーの液漏れだと教えてもらったのだけど、その時は、取り敢えず綺麗に掃除してからグリースを塗って誤魔化した。今度は、白い粉が床にまで散らばっていて、噴水みたいに吹いちゃった感じ。これはこのまま置いておくと大トラブルになりそうな予感がする。
やむなく新たに5万円の大出費で交換しました。
この機会にバッテリーのリチウム化(正確にはリン酸鉄リチウムバッテリー)も検討したんだけど、うちの船はウインドラスや電動ウインチ、インバーター経由の電子レンジなど、突入電流が大きそうな機器がいくつかあって、単にハウスバッテリーをリチウムに入れ替えれば良いというものでもなさそうなので今回は諦めたのだけど…
SNSで色々教えてもらったところによると、ウインドラス等に使用するのは問題ないので、そのまま入れ替えちゃえば良いんだそう(調整充電器などは必要だが)。リチウムがエンジンの始動に使えないのは、スターターには500Aとか桁違いの電流が流れ、それにBMS(内部の保護回路)が対応できないからで、ウインドラス等は最大でも100Aぐらいだから大丈夫なんだそう。何だ、それならこの機会にやっちゃえば良かった。というのは後の祭り。この辺も何となくリズムが悪い。
まずは、金運改善のために、西宮のえべっさんにお参りをしてみましたが…
どちらかというと、必要なのは、金運改善よりも災難除けって感じなので、ちょっとそっち界隈(注)の神さんを探して行ってみようと思っています。
注:今流行りの「界隈」を使ってみましたが、これは旧来の用法かと思います。最近の「界隈」は、射程が拡がって、特定の行動パターンや嗜好をもつ人たちのグループを指す言葉になっているらしい。例えば、「お風呂キャンセル界隈」(お風呂に入るのを後回しにしたり、スキップしたりする人々を指す言葉)など。敢えてうち辺りに当てはまる用例を考えると、「ヨット貧乏界隈」とか、「整備ばっかりでちっとも乗れてない界隈」とかですね。
コメント
ちょうど私の船もバッテリーがヘタってきたので入れ替えを考えていて、リチウムを検討していたのですが、TrojanのAES-AGMシリーズというバッテリーを見つけ、それにしようかと考えてます。AGMバッテリーですが、カタログスペックでは100%DoDで1200サイクル使用できると。もし本当ならバッテリー交換のみでリチウムに近い性能を得ることができますが、情報が少なくちょっと躊躇しているところです。