うちのライジャケさん達

一つでオールマイティーなのがあれば良いのだけれど…
安全と快適のバランスを考えると、いくつかを使い分けるしかないかなあ。
ほぼ常用しているのが、真ん中のブルーのやつ(Spinlock Crewsaver 165)。浮力165Nのごく標準的な仕様で、 夏場と内海ではほぼこれ。重さは925g。
左側の赤いの(Baltic Hibrid 220)は、 固定浮力とインフレータブルのハイブリッドで、膨らませる前の状態でも70Nの浮力があり、さらに手動でボンベを膨らませると150Nの浮力が加わって、220Nになる。
「ひょっとして膨らんでくれないのではないか?」という不安がないので、安心感抜群だが、1.5kgもあり重い!
しかも暑い!
というわけで、こちらは夜間と外洋専用。

最近手に入れたのが、手前のウエストポーチ型。これは重さわずか380g。浮力が50Nしかないので、元々海上で使う気はなく、マリーナにいるときに着けてみようかと思っている。酔っ払って桟橋を歩いていて落ちても大丈夫なように(そもそもそんなに呑むな!)。

右端の黄色いのは、その昔、著名なプロセーラーが落水して亡くなった時に、インフレータブルのライジャケが膨らまなかったのが一因と報じられ(諸説あり)、当時のクルーザー乗りが競って購入した固定浮力のライジャケで、当時ハーネスのついた固定浮力はこれしかなかった。難点は、固定浮力体のみでは、外洋で必要とされる150Nをはるかに下回る70Nの浮力しか確保できない事で、今は専らSAPに乗る時用。落ちても膨らまないから経済的ではある。

なお、これら全て桜マークは無し。
保安庁が今後どういうご指導をされるかはわからないが、自分の身を守るためのPFDだから、性能の劣る認定品の着用を強制することはできないと思う。もし指摘されたら、ハーネス付きで十分な浮力のある認定品が無いことを丁寧に説明し、それでもご納得いただけずに違反点数を2点貰ってしまったら、その時点で善後策を考えることにする(なお、行政処分は5点からだから、それまでは実害ない)。
 

コメント

  1. livingstone 石田 より:

    私も桜マーク以外のスピンロックにハーネスラインです。万が一の時に保安庁のレスキューは依頼する可能性はありますが、取り敢えず浮かんでいたいです。自己責任。

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