【年末恒例】今年の散財2021

今年も一年を振り返って反省する時期がやってまいりました。

散財2017: https://yachtakane.com/archives/15818303-2.html
散財2018: https://yachtakane.com/archives/15863769-2.html
散財2019: https://yachtakane.com/archives/22525172-2.html
散財2020: https://yachtakane.com/archives/27338436-2.html

今年は、あまり散財していないつもりだったのですが… 結構ありますな。

1) スペードアンカー
金額的にはこれが今年一番の散財。従来の10kgのDeltaでは、いかにも軽すぎて不安だったので、Spadeの15kgに換装した。

これ自体のお値段もさることながら、これの前にMantusの35lbs(16kg)を手に入れたのに、ロールバーがジェネカーポールに干渉して取付けできないことがわかり(Mantusはヨットのお仲間が引き取って下さって事なきを得たが)、散財しちゃった感は強い。それでも、Spadeはコンパクトなのが利点で、バウローラーにもきっちり収まった。

2) 生ビールサーバー
ある意味、今年の一番散財らしい散財はこれ。サブスク制の生ビールサーバー。結局断念して自宅専用になった。

船には向いていない理由

  1. ビールの温度を維持するには、100vの電源が要る。しかも、60wも電気を食う。つまり、クルージング中は使えない
  2. そこで、陸電のあるホームポートでのパーティー専用になるが、ビールのコンテナの容量が1Lしかなく、みんなで飲むには交換が忙しい。しかも、注ぐのに時間がかかって、パーティーではダレる。

まあ、キリンさんを責めるつもりはなくて、確かに生ビールは美味いので、自宅で家内と2人で楽しむには良いのだが、ヨット用にとの目論みは完全にハズレ。

3) 「生涯破損保証」の食器
船でも食器に立派なチャイナを使っておられる船があって、とてもカッコ良いのだけども、あれをキャビンの中で割ったら大惨事だ。それで、これまでは安っぽいプラスチックの食器で我慢していたのだが、先日「生涯破損保証」を謳った、まあまあ質感の高い食器が売り出されたので買ってみた。ガラス繊維で強化したトライタンという特殊なポリエステル製で、確かにこれが破損する可能性は希だろう。10年先にもまだ使っていたら散財とは言えないよね。ね?

4) ”Hum-Bug” 燃料タンクのバクテリア検査キット

燃料タンクの中でバクテリアが繁殖すると、燃料フィルターが詰まって、エンジンが止まる。そこで、Biocide(日本語で殺生物剤と訳すとおどろおどろしいが)を入れる訳だが、もしタンク内に既に大量のバクテリアが繁殖していたら、Biocideで死んだバクテリアの死骸がタンクの底に溜まり、強風で叩かれた時に限ってタンク内で攪拌されてトラブルを起こすだろう。
このHum-Bugは、バクテリアの存在を確認するための検査薬。これで検出されなければ、予防的にBiocideを入れておけば、バクテリア繁殖のリスクは低い。ただ、この検査薬高いんだよね。たった一回分で、4000円(個人輸入の送料込み)。まあ、一回ぐらいはやっておいても損は無いと思うけど。
因みにうちはシロだった。

5) 充電式高圧(低圧?)洗浄機

充電式で海水でも使える高圧洗浄機という触れ込みだけど、看板通りという訳ではない。

  1. 高圧洗浄機じゃないよね。低圧洗浄機。
  2. 海水で使うとすぐに錆びて使えなくなると言われている。

ただ、これを買った理由は、アンカーについた泥を、デッキに揚収する前に吹き飛ばしてやろうと思ったからで、その用途なら、まあまあ使えそう。海水でも一回だけなら問題なく使える筈だが、もったいないので、バケツに貴重な清水を貯めて使っているのはご愛嬌。

6) カセットガスヒーター
ヒーターなんて軟弱なものはいらんわい!と思っていたが、船の中に全く熱源が無いのと、ちょっとした手あぶりでもあるのとでは大違い。有難さを実感した。
これは、カセットガスを使うタイプの中でも一番小さいもので、パワーが小さい代わりにカセット一本で運転できる時間が一番長い。温暖な瀬戸内ならこのぐらいで充分かも。

以上、今年も意味のありそうな散財から、反省しきりのガラクタまでいろいろありました。来年こそ始末、始末(と、毎年言っている)。
というわけで、皆さま良いお年を!

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