近ごろFacebookにやたらと工具などの便利ガジェットの宣伝が現れる。理由は簡単、ついつい買ってしまうからだ。
Facebookはユーザーのタイムラインに広告を載せる権利をRTB (Real Time Bidding)というコンピューター同士で行う 超高速の入札システムに乗せている。そして、FBが権利を売り出すにあたっては、各ユーザーの行動特性が、かなりの程度プロファイリングされているようだ。つまり僕の場合、「工具系のガジェットに弱い(すぐ買う)ヤツが今FB見てるけど、広告載せませんか?」と売りに出されているということ。
一方、応札する方(広告主)が使う自動応札システムは、買う可能性が高い客のタイムライン広告に優先的にビッドを入れるようにプログラムされている。
結果、ボクのようにちょいちょいヘンなものを買う客には、ヘンなものの広告が次々に現れ、そしてまんまとヘンなものに散財してしまうという仕組みである。よく出来てるなあ(というか見事に思惑通りで笑う)。
さて、それでは最近の散財をご覧いただきましょう。
最初は、圧縮した空気で下水の詰まりを強引に押し流すツール。
ユーザー評価欄には、「こいつらアホか?詰まっている下水を吸引するのではなく、押し流そうとしたら、更に詰まってにっちもさっちも行かなくなるやんけ(日本語訳は筆者)」などの投稿が並んでいて散々なのだが、閃いたのがセイルドライブの冷却水取水口。これだけは、詰まったイガイやフジツボをブオッと押し出せたら最高!と購入した。
早速試してみると。。。エンジンルームが狭くてそのままでは入りましぇーん。。・゚・(ノД`)・゚・。
気を取り直してホースを先端に着ける改造の後実験してみた。
ちょっとパワーに欠けるような気もするが、イザという時にはいくぶん効果がありそうな気もする。これは評価待ち。
次に買ったのが、このドリルの先につける自在軸?(名前はわかりません)。狭いエンジンルームはドライバーやドリルが入らないところだらけだが、アングルドリル高いし、めったと使わないし、これなら安くていいやと思ったのだけど。。。
まあ、考えればわかりそうなものだけど、この自在軸は、構造的に急角度では曲げられない。したがってネジの頭方向にかなりの立ち上がりの距離がいる。要するに、これで回せるなら、スタービードライバーが入るやん!
というわけで、価値ゼロの散財(お母さんには秘密ね)。
3つ目、ドリルの先端に付けて、正方形のホゾが切れるというツール。角ノミと言うらしい。
これまでインパネをくり抜いてメーターを付ける時などは、ドリルで周囲に穴を開け、糸鋸で適当に切ったあと、やすりで四角く整えていくという根気勝負の仕事をしていたのだけど、これがあれば一発じゃん。
と、思ったのだけど、これって、ドリルの先端に付けて穴を開ければ四角く空くわけでは無いのね。内側と外側をバラして、ドリルで穴を開けた後、外側の角ノミをカナヅチで叩いて開けるんだって。
ちょっと微妙だけど、まあ四角い穴が開くことは確かなので、評価は微妙。
最後は、Gravity Hookという代物。頭のシャックルのところから吊って着地すると左の写真のようにグラブが空き、上へ引っ張るとグラブが閉じて物を掴む。ハガキのような薄いものでも捕まえるぐらい精巧に出来ており、なかなか動きが面白かったので衝動買いしてしまった。
さて何に使えるか?桟橋から物を落とした時にひょっとしたら捕まえられるかも。これもケースが発生するまで評価待ち。
ハハハ、こうやってみると見事にガラクタばかりだなあ。まあこの手の散財もヨットの楽しみのうちの一つ?だしね。
2017/12/23
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