ウインドラスのリモコン

うちのウインドラスは、無線と有線の2系統で、通常は無線リモコンで操作するが、無線リモコンになんらかのトラブルが発生した場合(直近ではリモコンの電池切れ ^^;)、元々付いていた機側の有線リモコンが最後の砦となる。

ところがその「イザという時用」の有線リモコンが動かないことがわかった。これはまずい。

有線リモコンの仕組みとしては、ウンドラスの正・逆転の大電流を制御するソレノイドスイッチがチャートテーブル近くにあり、そこからバウのアンカーウェルまで約6m、コントロール用の3pのケーブルを引き回して、アンカーウェル内の防水コネクタに繋いだ開閉器(リモコン)でソレノイドに信号を送る仕組みになっている。

したがって、これが動かないなら、問題はリモコンか配線かソレノイドのどれかにある筈だが、ソレノイドは無線リモコンが問題なく作動しているので除外できる。そこで、まずはリモコンが作動しているのかどうかテスターでチェックしてみると、長年使わなかったせいか、接触が悪い。こんな簡単な開閉器が壊れる事があるのか?と思いつつ、ボタンを何十回も押したり、接点に接点回復スプレーを吹くうちに何とか動作するようになったので装着してみたが、ウインドラスはうんともすんとも言わない。どうもコネクタの差込みが緩いみたい。犯人はこいつだったか?
この際だから、リモコンとコネクタをまとめて新替え。

これで動く筈とテストしてみると … 今度は捲上げ側だけは動くが、送出側が動かない。
え?何で?船内にあって、水に濡れることもない3pの被覆ケーブルの中の1線だけが断線?いやあ、本当にそんなことがあるのだろうか?
冷静になってもう一度確認してみると…配線ミスでした。
コネクタを交換した時に、はんだ付けする配線の接続がズレてました ^^;)。
配線をやり直したら、ちゃんと上げ下げとも動くようになり、一件落着。

何かを修理するときに、別の単純ミスを紛れ込ませてしまって、闇にハマるケースって多いですよね。気をつけましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました