道具で整備のストレスが随分減るということがあると思いませんか?
例えば、このソケットドライバー(ナットドライバーとも言います)。

ソケットレンチのソケットがドライバーの頭についたような代物ですが、これがどういう風に良いかというと、ホースクランプのネジを締めたり緩めたりするのに良いんです。
大体、ホースクランプのネジはマイナスドライバーで回せるようになっていて、普通はマイナスドライバーを使う人が多いと思うのですが…

そもそも、ホースクランプというものは、両手を使えるようなオープンな場所には無く、体を無理やりこじ入れて、片手でしか回せないところにばかりあると思いませんか?

これをマイナスドライバーで回そうとすると、ドライバーの頭がしょっちゅう横につるんと滑って離れ、何度も何度もマイナスの溝を探ってドライバーをセットし直して…。これがとてもイライラする作業になるんです。
そういう時に、このソケットドライバーを使うと、ソケットがナットをしっかり掴みますので滑らないし、サクサク締めたり緩めたりできるんです。

ホースクランプのナットは、径の小さいものでは6mm、大きいものは8mmが多いです。
では、7mmは何に使うかというと、海水ポンプのインペラが入っているハウジングのナットが7mmなんですね。

ここも片手しか入らないので、スパナでの作業が難しかったのですが、ソケットドライバーのおかげでストレスなく開放できるようになりました。
もう一つ、似たようなパターンですがトルクスドライバー。

船上でトルクスが使われているのは、ジブファーラー周りだけなのですが、一部に特殊な形状のネジが使われていて汎用のプラスネジには置き換えられませんでした。

といっても、分解するのは年に1−2回。折りたたみ式のレンチセットでも充分だし、何ならトルクスのT30(穴の対角5.5mm)は、5mmの六角レンチでも回っちゃうんですよ。
でもね、バウでの作業、不自然な姿勢で使いづらい折りたたみ式レンチで作業して、部品を海ポチャでもしたら取り返しがつきません。ネジの頭をしっかり掴むトルクスドライバーがあれば、リスクがかなり減りそうに思います。
使用頻度からすると、こういう道具を船に積み込むのはちょっと微妙ですよねー。でも、整備の度に作業効率が悪くてイライラしてたんじゃ、ヨットの楽しみ半減ですからね。まあ、その分、船がどんどん重くなるのですけれども。


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