無線局免許状が届いたので、やっとAISを電波を発射してフル運用できることになった。
フルノのプロッター魚探GP-1971Fと並んでいるのが、JRC(日本無線)のNTE-380。
まずは、MMSIの設定。
JRCさんでは、Windows用の設定ソフトしか用意されていないので、 Mac用のソフトはDigital Yachtさんからダウンロードして設定。
さて我が艇の発射したAISの情報は、Newpecに出てるかな?
おー、出てる出てる。
簡易AIS(Class B)なので、船のトン数やドラフトなどの情報は出ないのね(設定ソフトでは入力できない)。まあ、長さ11mのSailboatだってわかれば十分ですな。
【ご参考:NMEA0183での接続時のボーレートについて】
あかねの航海機器のネットワークは、旧式のNMEA0183(レイマリンのSeatalk)だ。したがって、このAISとプロッターの接続もNMEA0183で行っている。
当初、ボーレートのマッチングが懸念されたが、
- フルノのチャートプロッター側は、38400bpsと4800bpsの二択(但、入出力共通で一つしか選べないので、38400bpsを選んでしまうと、Seatalkにはデータを送れない)
- JRCのAIS側は、設定ソフトのProAISで、出力レートを38400bps(デフォルト)から、4800bpsまで多段階で選べる。
AISのデータをプロッターに送るだけなら、デフォルトの38400bpsとするのが望ましいが、あかねではプロッターからSeatalkのネットワークに対地速度のデータを送っており、Seatalkは38400bpsで送られたデータは読めないので、出力側、入力側共に4800bpsに合わせる事とした。
NMEA0183では、非常に短いテキストデータがやり取りされるだけだから、伝送速度が遅いのが特に問題になることはないだろうと思う。
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