整備

エルボー交換の初期トラブル

もともと人柱覚悟で採用したステンレスエルボーだが、どうしても初期トラブルが出てしまう。今回は、高温部にFRPの絶縁ワッシャーを使った材料選択のミス。 エルボー交換後の試運転で、30分ほど過負荷気味の3200回転で機走していたところ、エンジン...
電装

カーステレオ以外の選択肢は無いのか?

他に選択肢が無いので、船で音楽を聴くためにカーステレオを付けている人は多いだろうと思う。しかし、カーステはやはり車のためのもの。船では非常に不便が多い。まず一番に、時計やラジオの周波数のメモリーなどを維持するために、常時待機電流が必要だ。こ...
艤装

春の巡航に向けて

巡航といってもサラリーマンのこと、せいぜい数日のことが多いが、今年はゴールデンウィークぶち抜きの10連休。ちょっと遠出を考えているので、装備を着々と。いつものマリーナホッピング程度なら必要ないが、遠出すると漁港や一般港湾に泊めさせてもらうこ...
整備

スロットルレバーのフリクションコントロール

スロットルレバーが緩くて、走っているうちにスロットルが戻って回転が下がってしまうので、どこかに調節用の小ねじがあるはずだと探していた。ネットで調べてもフォーラムで聞いても見つからなかったので、まずはばらしてみる。 レバーを取り外して、カバー...
ヨットデザイン

ハルスピードの不思議

セーリングヨットなのに、船のサイズに比べて2回りぐらい大きなエンジンを積んで、「うちは機走8ノットですわ」とか自慢しているおじさんに遭遇することがある。 船の最大速力は、ほぼ水線長で決まり、プレーニングしない限りは、速長比、即ち速度(kt)...
整備

エルボー交換のトリビア集

やってみなければ気が付かない事もあって、備忘を兼ねて書いておきます。まず、エルボーを外すときに冷却水側の配管を外すが、上側を外すとクーラントが出てくること。 エルボーに繋がっているのは一次冷却水(海水)だからクーラントが漏れる心配は無いと思...
整備

ステンレスエルボー

純正のエルボーをステンレス製 に交換した。3年から5年で交換と言われるエルボーの寿命が延びれば有難いが、それ以上にいつダメになるかとビクビクしながら乗り続けなくて良くなるのが嬉しい。 元のエルボ。2年前に酸洗いして綺麗にしてもらったばかりな...
艤装

航海灯のバルブ

船検がらみで、航海灯のバルブには結構苦労した。LED化される前に、国産の航海灯に使われていたバルブは下の図のBA15Dで、固定用のピンが180度開いて同じ高さにあることと、電極がお尻に2つついていて、これが+と-になっているのが特徴。ボディ...
艤装

浸水警報装置の自作

自分は幸いにして経験したことがないが、気が付いたら床板がプカプカ浮くほど浸水していてパニックになったという話はたまに聞く。せめて床下にとどまってくれている間に警報が鳴れば、排水も容易だし原因の調査もし易だろう。というわけで浸水警報装置を作っ...
ネタ

ヨットの英語

ヨットマン(Yachtman)という英語は無いらしい。ヨッツマン(Yachtsman)が正しいそうだ。ヨッティー(Yachtie)はOK。もやい結び(Bowline knot)は、バウラインノットじゃなくてボーリンノットと発音する。 そうい...
電装

配電盤の謎が解けた!

うちの船の配電盤を開けてみるとこんな感じ。 電源は、右上のターミナルから供給され、配電盤を通って各所に出ていく。さすがにドイツの船だけあって、几帳面にすっきりまとめられている。しかし、赤一色のケーブルが全部束ねて配線されているので、どの線が...
シーマンシップ

山屋さんのロープワークに学ぶ

山屋(アルピニスト)さんはもやい結びを使わない。これを見ればその理由がわかる。 もちろん安定したテンションがかかっている状況では、もやい結びは最も信頼できる結び方なのだが、このように偏ったテンションがかかると、恐ろしくあっさりと解けてしまう...