グースネックの樹脂ワッシャーを交換する

夜お泊りしていたら、やたらとブームが揺れるたびにキーキーとうるさい。
朝になって点検してみたら、この通りブームの樹脂ワッシャー（スペーサー？）が無くなっていた。摩耗して千切れちゃったんだろうな。

素材は多分ポリアセタール（商品名は、東レならジュラコン、デュポンならデルリン）。Foresparの代理店さんに頼めば、目の玉飛び出るような値段で手配してくれると思うが、できれば汎用品で代替したいところ。しばらくネットで探してみたが、ちょうど呼び14ミリ（ワッシャーの穴の径15ミリ）だけが見当たらない。

FBで助けを求めると、ありがたいことにすぐ情報が頂けて、ミスミvonaさんで加工注文できるとの事。さっそく、お願いして、一枚400円。ワッシャーごときに高いっちゃ高いが、マストのメーカーさんからだと数千円もするらしいから、大変ありがたいこと。

問題は、ほぼ常時テンションがかかっている、グースネックのピンをどうやって抜き差しするか。
例えばプラ―などを使って力ずくで抜いても、今度組み付ける時に入らないので、何とかグースネックの穴とセンターのピンを完全に整列させる必要がある。
まずは、メンハリでブームの根本を吊り上げた状態で、ブームエンドのトッピングを上げるとブームは前に移動、逆にトッピングを緩めると後ろに移動する。

しかし、それだけでは、グースネックとピンに角度ができてしまい、ピンは抜けない。併せてブームの根本の高さの微調整を繰り返すと、やっとピンがセンターでゆるゆるになるポイントが見つかった。

この間、20回ぐらいは、グースネックとウインチを往復。家内に来て貰えば大いに効率化できるのだが、家内の場合はアルバイト代が高くて、ワッシャー代を浮かせたぐらいでは軽く足がでてしまうに違いない。きっと「今日は頑張ったから、当然おいしいものをご馳走してくれるよね？」とか来るもんね。

まあ、ちょっと苦労したが、ともかく上下のワッシャーを取り換え、McLube OneDropを一滴垂らすと、キーキー音はしなくなり、スムーズな旋回が戻ってきて大成功！