小笠原ランデブー2025

2年前にリタイアしたので、時間が自由になったこともあり、サラリーマンをしている限りは行きたくても行けなかった小笠原への巡航は、優先順位の高い目標にはなっていた。とりわけその途上にある孀婦岩はどうしても見てみたい。(下の写真は海上保安庁海域火山DBから)ただ、実行に移すとなると、航行区域の変更や泊地の検討など準備作業が多々あり、「ま、来年でも良いか…」とずるずる先送りして丸2年経ってしまった。

このままでは、一生行かない言い訳をして終わっていたかも知れないのだが、この度ひょんな事から計画が実現に向けて動き出すことになった。

ことの起こりは、昨年夏に、JOSA(Japan Ocean Sailors Association)のサバイバル・メディカルトレーニングを受けに行ったこと。(https://bit.ly/3Y0Nntb)

同トレーニングではずいぶん有意義な体験をさせてもらったが、さらにこのご縁で、JOSA風の会の、大阪での新年会に呼んで頂き、そこで、北田代表から、今年はGWにJSAFとJOSAの共催で4年に一度の小笠原レースが行われること。今回の小笠原レースでは、クルージング艇用の「小笠原ランデブー2025」というユニークな企画があること。さらには、空いているライフラフトを貸してあげても良いよとまで言っていただいて、これはもう神様がくれたチャンスに違いないと思い、準備期間はギリギリだけど、今年行っちゃおうということにしたもの。

小笠原ランデブー2025実施要領: https://www.ogasawararace.jp/rendezvous2025/

ところで、以前から外洋へ行く場合には単騎行動するよりは、いっそのことレースに出ちゃう方が安全かもなあ。と思っていたのだけども、レースとなれば、たとえ完走だけが目標の参加としても、スタート時刻というものが決まっており、うちだけチンタラ航走って到着が遅れては運営の皆さんにご迷惑がかかる。その点、このランデブーという企画は、スタート地点はどこでも良く、レース艇より早く出発してしまっても可。ともかく、レース期間中の4月26日から30日までのどこかで、小笠原二見港に到着すれば宜しいということになっている。航海中の航跡は、レース委員会によってトラックされ、定時のロールコールもある。海の上で精神的に他人を頼る気持ちは非常に危険なので厳に慎むべきだとは思うが、少なくとも家族が安心して見ていられるという効果はありそうだ。

この小笠原ランデブー、エントリー締め切りは3月末。まだ時間がありますので、皆さんも参加されませんか?

きっと盛り上がると思いますよ!

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