基隆、石垣、那覇で食いしん坊

先週生まれて初めてクルーズ船なるものに乗りまして、基隆、石垣、那覇と普通ではあまり無いパターンで3箇所回ってきました。

クルーズ船の豪華な食事は、贅沢なこと言っちゃいけないのだけど、毎日食べてるとちょっと飽きますね。結局、船でのお気に入りは、ラーメン。

それと、ブッフェにあったものを適当に組み合わせたカレー。

どうもお口が庶民なのでこう言うものの方が…

と言うわけで、上陸地では、地元メシを食べまくりました。

まず基隆では、早朝から上陸して、ネギ饅頭と豆乳で朝ごはん。

それから山の上のお寺まで登って(お疲れ!)お腹を空かせてから石頭鍋。これは、薬味(ニンニクやネギ、イカの燻製など)を炒め、次に肉類を炒めてこれは一旦取り出し、野菜とスープを入れて煮たったら、後はどんどんセルフサービス(自助餐)で好きなものを取ってきて投入して食べる仕組み。

最後に投入した揚げパンにエビのお出汁が染みて最高でした。

夜は、基隆名物の夜市。

ルーロー飯と肉団子スープ。それとカニのみぞれ汁などをハシゴして、

締めはフルーツシャーベット。

翌日はお仕着せのツアーに乗ってしまったので、大したものは食べてませんが、一つだけ屋台で買い食いした、「釈迦頭」というフルーツ。とっても甘かったです。冷凍ができないらしく、日本では見たことがありません。これを2つに割ってスプーンで食べます。

さて次は石垣。一応、川平湾でグラスボートに乗ったり、琉球観音崎、御神崎、平久保の3灯台を巡ったりはしてるんですよ。でも一番のハイライトは、八重山そば。

ちなみに沖縄そば、ソーキそば、八重山そばの違いとは?
前2者の違いは、トッピングが豚の煮物(三枚肉が多い)か、ソーキ(スペアリブ)かの違いです。一方、八重山そばは、その派生形なので、薄めの上品なお出汁と太めの腰のある麺は踏襲しつつ、割合自由な発想で作られている気がします。今回ご訪問したのは、新垣食堂さん。こちらは、お出汁もトッピングも石垣牛!(高級)。その分お値段も1,000円とお高めですが、十分お値打ちです。

翌日は沖縄。ここだけは、上等の琉球料理のコースをいただきました。正直言うと、まあどうせ観光客用にアレンジした、なんちゃって沖縄料理でしょ?なんて、失礼なことを考えていたわけですが…、はるかに良い方向に予想を超えていました。

伺ったのは、「くにんだ」さん。お店は国際通りに面した現代風の佇まい。

シェフは、琉球料理伝承人の資格をお持ちだそうで、その基本部分は踏襲されているのでしょうが、一品一品丁寧に作られたお料理は、沖縄料理という狭いジャンルで捉えるよりは、むしろ一流の和食として評価されるべきレベルなのでは無いかと思います。

メニューも載せておきましょうね(沖縄風のイントネーションで…)。

このお店、たぶんすぐにミシュランの星がついて、予約が取れなくなると思います。行くなら今のうちですよ。

と、本来は、これで終わるべきところ、今回何としても沖縄そばも食べてみたかったんですよ。それで、首里城まで足を伸ばしてしっかり腹ごなしした後で、さらにモノレールの最寄り駅から徒歩15分。汗だくになって訪れたのは、「たからまちがー」というお店。お肉はたっぷりだし、スープが上品で結局全部飲んじゃったので、ホントにお腹いっぱい。

そろそろ、歳も考えないといけませんなあ。

コメント

  1. O川 より:

    (ヨットブログとは…)
    釈迦頭は沖縄なんかで作ってる人がいて、たまーーーーーーに本土でも見かけますが、ちょっとお高めですね。
    いや、ヨット…

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