どうも水難の相が出ている。
ひと月ほど前から、貸しているマンションが漏水して大騒ぎになったり、船の天井から雨漏りしたり、それらをやっと片付けたら、今度はビルジが異常に溜まり始めた。
最初に見つけた時は、バケツ10杯以上溜まっていて、それを排出してからも、毎日バケツ1杯ぐらい溜まってくる。
慌ててプロを紹介してもらい、つぶさに診てもらったが、すぐに原因の特定はできないものの、いくつかの可能性を示唆して頂き、これからそれらを順次潰していく事になった。
原因切り分けの方向性が決まったのは有難いのだが、原因を見つけ出して処置するには一定の時間がかかるだろうし、その間にビルジが溜まって船が沈んでしまっては困る。毎日ビルジを抜きにマリーナに通う訳にも行かない。
まず手を打ったのは、ビルジポンプの交換。
写真左が、元々付いていた9000GPH(毎分500L)という巨大なポンプ。これは都度手動でスイッチを入れないと動かないし、排水できる最低水位がやたらと高く、極めて非実用的な代物だった。
今回は、メーカーのWhale社のセレクションガイドから、推奨サイズの1300GPH(毎分82L)にダウンサイズ。水位が上がると自動的に稼働するオートマチックモード付き。
これまでより小型化しているので設置も簡単。
これで知らない間に船が沈んでいるという心配はなくなったが、実際に稼働試験をしてみると、このサイズでも水位が船底から5−6センチはないと動き出さないので、これさえあれば放っておけるという訳ではない。
そこで、リモートカメラを設置して、スマホから船内の様子を観察できるようにした上で、
手持ちの小型ビルジポンプを仮配管、仮配線して設置。こちらは、水位2センチぐらいまで稼働でき、スイッチボット経由でスマホから遠隔でオンオフできるようにした。
因みに、リモートカメラが捉えた、最後の排水からほぼ12時間経過した船底の様子。
水位1センチ足らずで、まだ小型のビルジポンプでも吸えない。
結局この後、数日経過したが、ビルジポンプで吸える水位まで上がる事は無く、どうも新たな浸水(または雨漏り)は止まってしまっているようだ。
まあ取り敢えず沈む心配はなさそうなので、それだけはホッとしているが、早く原因を特定しなければ。
コメント
マンションの漏水まで… 完全に水難の相ですな…
ビルジポンプ内蔵のフロートスイッチはどうしてもオンになる最低水位が高くなってしまうので、いっそ
https://www.monotaro.com/g/01140029/
こんな感じの水接触センサーを使ってビルジポンプのマニュアルスイッチのオンオフをやればいいんじゃ無いですかね?
関係ないですが、カメラやSwitchbotのリモート環境の方が気になります。
ポケットWi-Fi?マリーナのWi-Fi?
>>1
先に書かれちゃった。実は、来週のブログネタがそれですので、お楽しみに。
>>1
あと、Wifiは、格安SIMを入れてあった、古いiPhoneでテザリングです。ちょっと不安定だけど、投資ゼロなんで。
やっぱりそこに行き着きますよねぇ。
今時のマリーナは、是非Wi-Fiを設置して欲しいですな。