キャビン内土禁の考察

気持ちはわかる。汚れにくいし、日本人には靴を脱いじゃったほうが断然寛げるしね。

でもうちの船では靴は脱がない。慢性的ショートハンドだから、たまたまキャビンにいても、必要な時はすぐにデッキに飛び出せるようにしておきたい。

自分のお友達の船では、土禁・靴のまま比率はだいたい半々ぐらいかなあ。そこで土禁の船にお招きされた時のために、靴べらなしで簡単に脱いだり履いたりできるスケッチャーズを買った。好天時のお散歩デイセーリングならこれで充分だろう。

ただ、これが外洋だったり荒天だったりの時にはそういう訳にいかない。キャビンへの出入りは一番危険な瞬間でもあるので、キャビンからデッキに出てくる時には完全装備で出てきて欲しいし、そもそもブーツとカッパは一緒に脱いで置いておくもの。

土禁派のお船でも、そこのところを上手にハイブリッド化されている船はあるようだ。

あるお船では、船が停泊している間は、厳格に土禁。しかし、一旦、港を離れたら、靴底を綺麗にして、又は船上でしか使わないブーツ等に限って土禁解除。

もう少し厳格にコンパニオンウェイからヘッド(トイレ)までの動線に限った土禁解除という方法もあるだろう。

荒れたら絶対に出ない。荒れる前に港へ帰れないほど陸から離れたりしないと決めている船は別として、土禁と解除のルールは何か考えておいた方が良いと思う。

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