ひょんなことから、えらいものを見つけてしまった。これは、ネットに落ちていた新品のボルボペンタMD2030の排気マニフォールドの写真(排気出口の形に注目)
おや?うちの船のマニフォールドこんな形じゃなかったぞ。去年開放した時の写真を引っ張り出してみると… やっぱり。
さらに検索してみると、同じ症状の写真は、海外のVolvo Penta関係のフォーラムに多数見つかった。これは、排気出口のところで部品の腐食が進み、穴が拡がってきているということのようで、このまま放っておくと最終的には穴が空いて排気漏れを起こすらしい。
修理は、鋳物に使える特殊な溶接棒で肉盛り溶接する方法もあるらしいが、いずれ長い期間は保たないだろうということで、やむなく新品に交換することにした。この部品、排気マニフォールドと冷却水の熱交換器が一体になっており、何と25万円もする。個人輸入も考えたが、近頃の円安でほとんどメリットがないので、いつも困った時しかお世話にならなくて申し訳ないが、ミズノマリンさんに注文した。
さらにこの機会に、マニュアルには400時間毎に実施すべしとしてあるものの、まだ手付かずになっていた、インジェクターのプレッシャーテストとバルブクリアランスの調整を行うことにした。
マニュアルにやり方の記載が無いという事は、プロに頼みなさいという意味だと思うが、インジェクターの方は、外して業者さんに持ち込むだけだし、バルブクリアランスの調整は、去年尾道海技学院のエンジン整備コースで教えてもらったので、一度やってみたかったやつだ。
バラすのは良いが、元通り組み上がるのか、さらにはエンジンが掛かるのか、なかなかスリリングな展開になりそう。実施は年明け早々になるので、またレポートします。請ご期待。
コメント
>請ご期待。
↑まさにこれですな(悪い意味で期待)。
期待を裏切ってすいません ← 言いたいやつ