夜間、船の両サイドに点灯されるげん燈は、右舷側(スターボードサイド)が緑、左舷側(ポートサイド)が赤と決まっていますが、初心者の頃、これを「赤玉ポートワイン」と教えて貰ったので、一発で覚える事ができました。

ところが先日、自分と一回りほどしか違わない人にこれを言うと、赤玉ポートワインって何ですか?って聞き返されてびっくり。えー、君、赤玉ポートワイン知らないの?

あ、ホントだ‼️ポスターを見ると「赤玉スイートワイン」って書いてあるよ。
赤玉ポートワインは、どうも本家ポルトガルのポートワインと誤認される恐れがあるということで、1973年には既に赤玉スイートワインに商品名を変更していたそうです。しかし、自分がヨットを始めたのは大学に入った1976年ごろだから、その時には既に赤玉ポートワインは無かったって事なんですね。知らなかった。
とは言うものの、赤玉ポートワインは覚え方としては秀逸なので、これからも使われるだろうし、若い人が咄嗟の時に、「えーっと、赤玉スイートワインって教えて貰った筈だけど、あれは何のことだっけ?」ってならなきゃ良いがなあと思います。
一方、ほぼ同時期に覚えた、Red Right Return は、今でも健在。これ一つで2つ覚えることができて、
- 港に帰る時は、赤い灯台を右に見て入港(和製英語なのかと思ったけど、英語圏でもRed Right Returningと覚えるようです)

- 夜、自船の右舷側に相手船の赤いげん灯(左舷側)が見えたら、自分が避航船なので避けなければならない(正確にはReturnじゃないけど、これもわかれば良し)

こっちは商品名に依存しないから当分使えそうですね。
但し、水路の入り口(例えば小鳴門)にもある赤・緑の標識は、水路の奥(瀬戸内海では神戸、日本全体では与那国島)に向かって赤が右と決まっているので、逆側から侵入する時は赤・緑が逆になるので気をつけましょう。

コメント
赤玉ポートワインも、その覚え方も知らなかった…
高校生の時に(航空工学科だったんで飛行機で)「左翼は赤」と覚えさせられ、その知識をそのままヨットに持ち込みました、飛行機も基本は左側乗機だし。
Red Light Returnと間違って覚えると、どこかの船に突っ込む可能性もありますな…
港に入って行く時などは帰ってきた感があるので、Red Right Returnわかりやすいんですが、例えばポツンと浮かぶ2つの小島の間に赤灯がでてくると、これってどっち?ってなってしまいます。で、チャートプロッターを見て、赤灯の右に浅瀬があれば、帰り方向なのね、って思ってます。
確かに瀬戸内海で東西方向の水路だと、どっちが神戸よ?ってなりますね。